長野県伊那市立伊那小学校「総合学習・総合活動について」
昨日の午後は、長野県伊那市に出向き、伊那市立伊那小学校で40年前から行われている「総合学習・総合活動」を学びに行きました。まずは校舎の外回りから、学級ではヤギの小屋を皆で修繕するため、ノコで木を切ったり、金槌を使って釘を叩いたり、掃除してたり、穴を掘って柱を立ててたりと、みんな楽しそうに生き生きと作業する姿をいきなり拝見しました。子ども達は低学年の時から、動物の飼育や山からの湧き水の観察、大豆から醤油を造る作業などを通し、自ら問題を発見し、考えて答えをだし、上手く行かなければ、またやり方を変えて考えてと、試行錯誤を繰り返しながら、日常的な活動に向き合う学びを自らしているのです。通信簿もなく、成果は7月と11月に保護者を呼んで、言葉で伝えているとの事でした。数値化した評価は、そこに表われない大事な要素を消し去るからとの事。チャイムも鳴らないで、子どもに任せているとの事でした。それで学習の成果が出ているのは、とても凄い事だと思いました。教室の廊下側壁に貼り出してある研究成果の模造紙は、とても小学4年生の子ども達がまとめているとは思えない程進んでいて、子ども達の未来の可能性を最大限引き出す教育を、教師陣も子ども達を通して学んでいる姿勢でした。子ども達への信頼があるからこそ、できる教育なのかなと感じました。

