公明新聞に紹介されました。
武蔵小山駅頭
区内・小中学校の体育館に「冷暖房エアコンの設置」等 緊急要望
本日午後一に、目黒区青木英二区長に対して公明党目黒区議団より区内の小中学校体育館における「冷暖房エアコンの設置」を求める緊急要望を提出しました。 平成24年9月に行われた平成23年度決算審議で震災対策として総括質疑に上げた時には様々な防災対策を検討しなければならない中で、その時は検討するとされたまま過ごされていました。昨年夏も一人の小学生児童より体育館が非常に暑かったから何とかして欲しいと要望を頂いたので平成28年度決算審議に取り上げましたが、費用の面で厳しさを示した答弁でした。 毎年予算要望を挙げておりますが手つかずのままとなっていただけに、東京都の応援が期待できる中、何とか実現させたいです。
洗足駅前街頭からスタート
今朝は暖かな天気で、日が当たるとポカポカして気持ちが良いです。10月も残り2日となりました。もうすぐ冬を迎え、一年があっという間に過ぎ去ろうとしております。今年の夏は大変暑かったのですが、その対比で、一機に秋を迎えている印象です。10月は区議会の各委員会で行政視察を敢行し、私が所属する議会運営委員会では、10/4,5で北海道北斗市、函館市を訪ね、議会改革に関する視察を行いました。また、先週10/23〜25にかけて、文教・子ども委員会で信州に出向きました。各地の子育て支援、教育の取り組みは大変参考になりました。全日程が天気に恵まれましたので、各人晴れやかな気持ちで充実した視察になったのではないかと思います。こうして各地を廻ると、各地の状況でその地域、自治体、学校ならではの特色で、運営されているのがわかります。都会にある目黒区は、先方の議長からの歓迎挨拶の中で、有名人が大勢住まわれていると言われていたのが印象的でした。閑静な住宅街である分、地価が高く家賃も高いので、住み続けるのが大変なのですが、目黒という街は、憧れ色があるようです。そのイメージを大事に、さらに住み続けられる街にしていけるよう、取り組んで参ります。
地元町会日帰り旅行
今日は地元目黒本町5丁目西町会の日帰り旅行で、茨城県の国営ひたち海浜公園にコキア(ホウキ草)の紅葉をメインに見に行きました。関家では家内方の郷里が福島県いわき市なので、10年ぐらい前までは毎年遊びに訪れていた思い出の場所です。娘はこの公園のサイクリングコースを回って練習し、自転車が乗れるようになりました。いつしか来なくなってから時を経て、5年ぐらい前から、コキアの紅葉がモフモフしてかわいいと紹介され、爆発的な人気につながったようです。今日は家族で参加しました。外は朝から肌寒かったですが、見頃も今年最後となりそうな日曜日でしたので、現地は大変賑わっておりました。
その後、アクアワールド大洗水族館で海の生き物を見学しました。珊瑚の成長する姿やチンアナゴが地中深く胴体を埋めていたりなど、珍しい生態をビデオで観察しました。一昨年は山梨県でぶどう狩り、昨年は秩父路で両方雨に見回れましたが、今年は何とか持ってくれて、帰路につきました。
道路が混雑し1時間遅れで目黒に戻りました。いつも大変にお世話になっております地元町会の皆様と親睦を深めた一日となりました。ありがとうございます。
西小山駅頭
今朝は、行政視察に3日間目黒から離れていましたので、1週間ぶりに西小山駅前で朝の街頭演説を行いました。今日は10月の議会の動きを報告致しました。来年度の予算要望については、日頃の区民相談からや、各種団体様の来年度予算要望を吟味し内容を精査したもの、さらに以前から取り上げて実現できてないものは、アレンジを加え、要望が通りやすくなるよう見直してもいます。目黒区は10月に各会派の要望を吸い上げます。目黒区の各部局は来年度予算枠が決められており、その枠内で財政当局に要望を夏頃上げ、更に会派、各団体の要望を評価しながら予算組みに加えてると聴いています。そして、最終的にまとめた物を来年初頭に全議員に説明し、そのあと、復活枠を設け、当初あげた予算案に計上されなかった事業が、復活が許される額内で再度希望を受付けて、最終精査されたものが1月末にまとめられ、プレスリリースされます。新聞等に予算化した目玉予算事業が紹介されます。そして、3月に来年度の予算特別委員会を設置して議会で予算の承認を取り付け、次年度を迎える事になります。予算スケジュールの概要を説明し、我が会派が要望した代表的なものを紹介しました。他にも、昨日まで3日間 文教・子ども委員会で行政視察を敢行しましたので、巡った地域の事例を紹介致しました。
文教・子ども委員会行政視察 編集後記
3日間に渡る文教・子ども委員会の行政視察全行程が終わりました。今回は子育て支援に関する視察が2箇所、教育関連の視察が3箇所で、計3県5自治体を巡りました。茅野市の中高生が作ったインクルーシブな施設のCHUKOらんどチノチノ、諏訪市の地域の特性を生かした相手の立場に立った物づくりからの教育、児童に自ら課題を見つけ、考え、実施する事で、主体的に考える力を身に付ける教育を40年も続けている伊那市立伊那小学校など、この居場所、教育は誰のためのものなのか、改めて考えさせられました。また、子育て世代包括支援センターは、将来に目黒区でも望まれてます。そして、活字離れを防ぐために読書する習慣を付けるための努力を視察しました。先進事例が多かった今回の視察でしたが、これからの時代を切り開くには大変参考になる取り組みだと感じました。何より結果が良く出ていると思いました。大変触発を受けましたので、これからの目黒区の子ども達のためになるよう研究していきたいと思います。今回ご協力を頂きました各自治体視察先の皆様方に心から感謝申し上げます。大変にありがとうございました。
新潟県長岡市「学校図書館機能強化の進め方」について
本日は、行政視察最終日となりました。午前中は昨晩宿泊した長野市からの移動で、視察先の長岡市役所には午後1時から入りました。市役所が東京オリパラメインスタジアムである国立競技場を設計する隈研吾氏が設計した建物で、市松模様のデザインでした。その入口オープンスペースに配置されたオーロラビジョンに「ようこそ 東京都目線区議会様」との歓迎には感激しました。長岡市では今年度から図書館司書を9名採用しました。長岡市内の小中学校は84校あるので、一人当り司書の受持ちは9〜10校で、2週間に1回の頻度で各学校を巡回するようです。この結果、書架の配置や図書の購入にアドバイスをもらえるなど改善が図れ、職員等の負担は軽減しましたが、肝心な子ども達の読書量が増えたかと言えばそうでもなく、子ども一人一人とのコミュニケーションが不足しているのが課題との事。その後、学校現場に移動して、実際の図書館の書棚の管理や授業中での子ども達と本との関わりについて伺いました。活字離れが懸念される昨今、本を身近なものとして普段から読み慕われるよう努力されてました。帰りがけ元気な生徒さんが勢いよく図書室に駆け込んで来ました。
長野県伊那市立伊那小学校「総合学習・総合活動について」
昨日の午後は、長野県伊那市に出向き、伊那市立伊那小学校で40年前から行われている「総合学習・総合活動」を学びに行きました。まずは校舎の外回りから、学級ではヤギの小屋を皆で修繕するため、ノコで木を切ったり、金槌を使って釘を叩いたり、掃除してたり、穴を掘って柱を立ててたりと、みんな楽しそうに生き生きと作業する姿をいきなり拝見しました。子ども達は低学年の時から、動物の飼育や山からの湧き水の観察、大豆から醤油を造る作業などを通し、自ら問題を発見し、考えて答えをだし、上手く行かなければ、またやり方を変えて考えてと、試行錯誤を繰り返しながら、日常的な活動に向き合う学びを自らしているのです。通信簿もなく、成果は7月と11月に保護者を呼んで、言葉で伝えているとの事でした。数値化した評価は、そこに表われない大事な要素を消し去るからとの事。チャイムも鳴らないで、子どもに任せているとの事でした。それで学習の成果が出ているのは、とても凄い事だと思いました。教室の廊下側壁に貼り出してある研究成果の模造紙は、とても小学4年生の子ども達がまとめているとは思えない程進んでいて、子ども達の未来の可能性を最大限引き出す教育を、教師陣も子ども達を通して学んでいる姿勢でした。子ども達への信頼があるからこそ、できる教育なのかなと感じました。