平成30年度 予算特別委員会 賛成討論
昨日は、平成30年第一回定例本会議の最終日を迎えました。平成30年度の予算特別委員会での一般会計に関する最終討論が行われ、公明党目黒区議団からは佐藤ゆたか議員が賛成の立場で討論を行いました。要約した主旨について以下記します。
国の予算は、少子高齢化・人口減少に対応する「人づくり革命」や「生産性革命」などに重点化しております。公明党の強い主張で、幼児教育の無償化や保育の受け皿拡大、保育士処遇改善、給付型奨学金の拡充、中小企業の賃上げに向けた設備投資支援等の政策が盛り込まれ、特に平成30年度の税制改正では、中小企業の後継者不足による廃業を防ぐため、事業継承の抜本的見直しも盛り込まれました。
東日本大震災から7年が経過し、公共インフラの復興、災害公営住宅の整備等が進んではおりますが、被災者の生活再建、地域産業・生業の再生など更なる支援も必要です。これからも生活者目線で希望がゆきわたる社会を構築し、「心の復興」「人間の復興」を成し遂げるまで徹して被災者に寄り添う支援を継続します。
さて、目黒区の一般会計予算は950億円余で、前年度と比べ23億円プラスとなりましたが、健康福祉費が遂に予算総額の53%と初めて半分を超えました。国が進める23区と地方の税源偏在是正措置による目黒区の影響は40億円の減収に及び、財政状況は予断を許しません。今後は我が会派が提案し今年度より実施に至った新しい公会計制度による事業別行政コスト計算書等を活用して、他区や他事業と見比べて行政評価し、何が最適かが見えるよう財政の見える化を図り、無駄なコストを削りながら区民への負担を最小限にして、行政サービスの低下を招かない事を要望します。
次に重要課題に沿って、考えを申し上げます。
第一に安全・安心な地域づくりについて、防災士資格取得支援は地域の防災リーダーを育成するために拡充を図るとともに、防災士による防災協議会を立ち上げて積極的にリーダーとして登用するよう働きかけ、また、女性の目線による防災を見直し、今まで行き届かなかった視点、日常の暮らしから備えをしていく細やかな視点を期待して、女性の防災士資格取得に引き続き努力する事。地域避難所の機能充実においては、防災食料品の消費期限切れ間近な物について、地域の防災訓練や学校給食等で積極的な活用を図るなど、食品ロスを無くす努力も要望します。
第二に子育て支援、教育の振興と福祉の充実については、保育所待機児童対策に全力を注いだり、病児・病後児保育のベビーシッター利用助成、医療的ケア児受け入れ支援について、我が会派からも充実させるよう要望してきており評価します。児童相談所については、施設の設置に捉われるのではなく、子供の生命を最優先で守る体制を築かなければいけません。先日区内で発生した幼児虐待死事件を教訓に、都区で財源の取り合いを続けるのではなく、大局観に立って協議を前進させるよう要望します。
第三に良好で快適な環境と賑わいのある街づくりについてでは、MGR100プロジェクトとして平成37年度までに一人1日100gの減量、年間で1万tonの減量目標が設定されましたが、目標達成に向けては多くの対策を区民に紹介するよりも、一つだけ効果的な対策 例えば生ゴミの80%は水分。ギュッと絞ってしっかり水分を除去するだけで16%のゴミ減量になる事をうたい「区民へのお願い」として丁寧に協力を呼びかけてはどうかと提案します。そして、今後の契約案件については、品質を重視して業者選定に臨むよう要望します。コストのみ優先すれば失敗した際の品質と納期の達成リスクは高まります。多額な修正コストも生じる事になり、結果的にアウトだと考えます。
最後に、目黒区は今後限りある財源をいかに獲得し、それをどう活かすか、人材をどう配置するか、育てるかが非常に大事になります。区民の誰もが安全安心に、そして、いつまでも住み続けられる目黒となるよう最善の努力をお願いし、平成30年度一般会計予算に賛成致します。
