目黒区の定住対策
本日の予算質疑は産業経済費、都市整備費、環境清掃費を行いました。私は、都市整備費と環境清掃費の款で質問しましたので、それぞれブログを分けてご紹介致します。
まずは都市整備費の住宅費、定住対策について行いました。目黒区では定住対策として家賃助成を行っており、23区の中でも家賃助成制度は一般的な対策として多くの自治体が取り入れています。目黒区のファミリー世帯家賃助成は、平成28年度48百万円余、平成29年度が52百万円余、そして平成30年度が84百万円と額を拡大した予算を付けております。ちなみに平成29年度は月2万円を3年間、1世帯あたりトータル72万円となる助成で120世帯を募集し行っております。平成30年度は更に募集を130世帯に引き上げるとの事で、これまでより充実したプランが予定される感じです。
私はこの制度について、助成期間が終了する4年後には民間企業のベースアップが加味されるにしても、子ども達が成長すれば色々とこれからの生活費がかさむ筈で、家賃助成が終了した後の生活設計は厳しくなる事を指摘し、それよりも住宅購入時に100万円を資金援助するようしてはどうかと提案しました。住宅の購入資金の足しにしたり引っ越し代や家具の新調など、必要な資金に充てる事ができ、ローン返済額も一定に保てるので利用者にとっては利点があり、定住が促せるもので、試しに10世帯程度を対象に検討してみてはいかがかと質問したところ、対象者が多く、助成が受けられない世帯との公平性や、個人の資産形成に手を貸す事にもつながるので、理解を得られるかは難しいとの事でした。それでも、23区の中では北区などは3世代同居の住まいの建設費を助成したり、昨年友好都市の締結をした石川県金沢市では定住対策として、住宅建築奨励金や中古分譲マンション改修費を補助するなど、様々な資金援助のメニューを用意して1億円以上の予算を付け執行率も高い状況があります。既に事業化している自治体があるので、この方が家賃助成よりも価値的では無いかと再度尋ね、今後 国や東京都の補助制度があるかを調査研究するとの事でした。
公平性って一体なんだろうかと考えてしまいます。公営住宅に入れない方はどうなのだろう。今回の論法だとそれは不公平に当たらないのか、同じ事を考えているのに。また、3/1に行われた補正予算審議の総括質疑で質問しましたが、待機児童対策の保育園整備には多額な予算286億円余、一般会計で160億円を4年間で充当し、その後のランニングコストも十数年以上に渡り数十億円かけて維持運営していくのは、事業として公平に考えられているのだろうか。これからも住み続けて頂きたい方々への定住支援策は、あまりにも考えが及んでいないのではないか。「何が公平性なんだろう」と思わず呟きそうになりましたが、めげずに努力します。
