ゴミの減量化
本日の予算審議の2つ目は、環境清掃費の款のリサイクル推進について行いました。目黒区はゴミの減量化目標を平成37年度までに、①一人一日当たりゴミ量を100g減量、②区全体のゴミ量を年間約10,000トン減量(対平成26年度)③リサイクル率を約32%に引き上げると掲げております。この中の①はM(めぐろ)G(ゴミ)R(リデュース(発生抑制))100(100g)として「MGR100プロジェクト」と名前がついております。平成37年度に平成26年度比10,000トンの減量は、一人一日100gのゴミ減量する事で達成となりますが、相当大変な計画なので、区民に広く周知するには工夫が必要だと思います。
私からは多くの対策を紹介するのではなく、重点思考で効果的な対策を一つに絞り、「目黒区から皆さまへのお願い」として周知を図ったらどうかと指摘しました。その対策とは「生ごみの水を切ってから捨ててください」が最も効果が高いと思います。「資源とごみの分け方・出し方」によると、燃やすゴミの41.3%が生ごみ、生ごみの80%が水分と紹介されてました。重さで言うと267gが43g減量と試算されてたので16%削減できます。平成26年度のゴミ量54,020トン、うち生ごみが41.3%、これをぎゅっと絞ってから捨てる16%削減の効果があるとするならば、単純計算で54,020トン×41.3%×16%=3,570トンが削減できます。あまり多くの対策を打ち出すと、細かすぎていろいろ面倒になり、冊子も読まなくなると思いますので、一点に絞った方が効果はあがると思います。それを何年か続け定着を図り、そして次なる2番目の重点思考の対策を打つ事で、10,000トンの削減も視野に入るだろうと提案しました。区側からはぎゅっと絞る事は環境イベントなど行う際に簡単なクイズの景品として水切りグッズを使っており、燃やすゴミの燃焼効率も上がるので検討してみる事になりました。
更に、再質問で分別回収に10億54百万円余と異常なコストが年々かかり続けております。これはプラスチック製容器包装の収集袋に対し破袋度評価というのがあり、資源を二重三重に袋に詰めて排出されている場合、「きちんと中身まで調べたかをチェックするための袋を破いてあるか」を検査機関でチェックするようで、程度が悪いと戻されたり、場合によっては検査を受付けてもらえない場合もあると伺った事があります。その分別作業を目黒区は業者委託しておりますが、きちんと袋を破らないとペナルティが目黒区に生じるため、そのチェックに多くの人を充てざるを得ず、その人件費がコストを相当跳ね上げていると言われております。その現場も視察しました。この二重三重袋のゴミ出しの仕方をやめてもらうよう「資源とごみの出し方・分け方」には赤字で目立つよう書かれてはおりますが、ほとんどの方は「資源とごみの出し方・分け方」など読む事はないのではと思います。
今年度、私は一般廃棄物減量等推進審議会に参加しておりましたが、そのメンバーの方々はどちらかというと、資源回収・ゴミ出しに関心の高い方が集まっており、よく調べて行かないと意見を言いにくい場になっていると感じてました。資源やゴミへの関心は大多数の区民とはかけ離れているようにも感じました。目黒区の資源回収・ゴミ出しの政策を考えるのに、日常ルーチン感覚でゴミ出ししている大多数の方はそんなに精通している訳ではないように思われ、そこを加味して考えないと、このままの状態(二重三重袋)を続けることにつながりそうです。区民に知らせるために「資源とごみの出し方・分け方」に掲載したからと言って対策した事にはならないと思います。それを見てもらう努力が無かったから経費削減が出来てないのではないでしょうか。 イベントで説明しているかも知れませんが関心のある方は聞かれても、区民の大多数が参加していなければ対策した事にはならないと思います。この事は質問する際に申し上げませんでしたが背景に思いながら最後に、区民に対し「プラスチック製容器包装類の排出の仕方」を分かりやすくインパクトをもって徹底して周知するよう求めると、より効果的な対策を検討すると答弁を頂きましたので、今後も注視して参ります。


