平成28年度総括
いよいよ後1日で平成28年度が終わろうとしております。この1年は兎に角選挙が多かった事と、世界中で今までの体勢に鬱積した思いが逆転した年だったという印象が残りました。
月ごとに主だった出来事を振り返ると、昨年4月は目黒区長選挙で、青木英二現職区長が4選を果たしました。リーマンショックの影響を引きずり、財政健全化を英断した姿勢が評価されたと思います。
5月は区議会体制の更新で、私自身2年連続区議団幹事長から会計責任者に変更され、組織運営上の刷新を図りました。
6月になると、舛添都知事のマスコミへの問題発言が噴出し、公明党松葉議員の追求で復興五輪を語る資格がないと糾弾した事が話題となり、辞任へと追い込まれました。また、イギリスが難民の受け入れについて異を唱え、EU離脱の判断を民衆が選択しました。碑文谷公園で凄惨な死亡事件も発生しました。
7月は参議院選挙が行われ、公明党は目標に掲げた選挙区7名全員の当選と、比例区6名以上の当選を上回る7名の当選を果たし、大躍進を遂げました。また、同月末には東京都知事選挙となり、公明党からは増田寛也候補を推薦しましたが、小池百合子候補に敗れました。都民目線で是々非々で臨むので都政の舵取りをしっかり行って頂くよう、小池新都知事の会派への挨拶回りの時に、23名中20名が丁寧に応対されたと斉藤都議から伺いました。
8月は何と言ってもリオデジャネイロ五輪・パラリンピックで、日本はメダルラッシュに踊りました。次は東京でという特別な感情で見られていた方も多かったのではないでしょうか。
9月は豊洲新市場の盛土が行われていなかった事がリークされ重大な問題に発展しました。その動向について現在 百条委員会が行われており、事態を招いた原因の追究、再発防止と、今後の新市場への移行のスケジュールについて方向を決めていく事が急がれます。
10月はかねてから要望していた感震ブレーカー設置費助成が20日からスタートしました。出だしは不調を極め、対象範囲の決め方が木造住宅密集地域整備事業エリアと重ねることで都市整備部局を担当にしたのは違うように感じます。あくまで防災課が管轄すべきと感じます。また、区民には木蜜地域という認識は分かりづらく、細かな対象エリアに分ける意味が理解できません。もっと分かりやすくすれば拡充出来ると感じます。
11月は目黒区で初となる公道を使ったマラソン大会「目黒シティラン」を初めて行い、4000名にのぼるランナーが10kmの道のりを走破しました。友達の走った感想は、まわりの声援に背中を後押しされ、とても心地よく走れたと、2回目以降も開催を望む声が多数を占めていると感じました。
12月には防災士の取得講座に初めて参加し、無事に資格を取得出来ました。詰め込み教育なので、知識レベルを維持し実践に役立つレベルにフォローアップする必要があると思います。
今年1月にはアメリカでトランプ大統領が就任し、アメリカファーストを掲げる新大統領の言動に対立と分断が深刻化しております。
2月は金正男氏の暗殺、
3月は韓国朴大統領の弾劾罷免と穏やかでない状況が続きました。
気候も今年の冬は長期に寒い日が続いたり、急に暖かい日が続いたりと、例年の変化に比べると変化の周期が長かったと思います。桜の開花に影響をもたらしました。大変変化に富みましたが、地に足をつけることはいつの時代も変わらず大事な事だと信じております。地道に一歩一歩前進する思いで新年度を迎えてまいります。