平成28年の振り返り
いよいよ平成28年も最終日。様々な出来事がありましたが、この一年を振り返りたいと思います。
今年は選挙が3つ重なりました。4月の目黒区長選挙、7月の参議院選挙、そしてまさかの東京都知事選挙と区政、国政だけでなく都政にも激動な一年でした。国政に向けては、公明党として青年局でVOICE ACTIONという若者の声を街角で伺い、全国で1000万名の聞き取り調査の結果を安倍首相に届け、実現の要望で高かった最低賃金時給1000円への引き上げや、街中への無料WiFiの整備など着実に歩みを進めております。成人の日には街頭演説で給付型奨学金の実現を目指す事を訴え、いよいよ来年度から一部対象者に先行実施されることになりました。
4月の区長選を前にして待機児童問題がマスコミにまで取り上げられるくらいにクローズアップされ、選挙戦でのイメージ戦略の勢いを感じました。区長選の最中に熊本県では震度7の大地震が発生し、目黒区議会では熊本県に対しての募金を呼びかけました。
青木区長の4選が決まり、5月には区議団の人事も刷新し、私は5年ぶりに会計責任者に再任となりました。6月には町会による小型ポンプ操法大会の演技者として初めて出場し、防災キャリアの第一歩を踏み出しました。
また、その月残念でしたが、碑文谷公園内の池に遺体が上がる殺人事件が発生しました。身近に発生したのは、今から15年ぐらい前の地元目黒本町5丁目の歯科医師殺人事件以来です。碑文谷池の水を全て抜いて捜索を行ったようですが、この事件を機に防犯カメラを公園内に設置して犯罪抑止に努めて行くことになりました。8月は南米リオデジャネイロでのオリンピック・パラリンピックが開催され、日本はメダルラッシュに湧きました。次回東京大会に向けて期待感が膨らみました。しかし都政では、東京オリンピックの会場問題、膨張する経費の削減など、小池知事が尽力する様子が大きく注目されております。豊洲の盛り土問題では豊洲移転に関わった全ての市場長らを処分の対象にし、今後の対策をスケジュールを組んで進めていきますが、食は安心安全が第一です。毎年のように食の安全を脅かす事件が多発しておりましたので、1日も早く安心した食の安定供給が叶うようにしていかなければなりません。9月の平成27年度決算特別委員会で私は副委員長として委員長のサポートに徹しました。10月は所属する都市環境委員会の行政視察に行きました。愛知県名古屋市の空き家条例、石川県金沢市の歩けるまちづくり、再生可能エネルギーの取り組み、富山県富山市のコンパクトシティなど、地域の特性を生かした取り組みには大いに勉強となりました。特に金沢市とは、その1週間前に目黒区と友好都市協定締結に向けた覚書の調印式が行われ、これからの交流に期待感が膨らみます。11月27日には、目黒区初のマラソン大会「目黒シティラン」が4,000人のランナーを集って大々的に開催され大いに盛り上がりました。目黒区としての東京オリンピック・パラリンピックに向けた機運醸成イベントとして大きな効果があったのではないかと思います。12月には、私自身「防災士」の認定試験に合格し、1月の「救命技能認定証」についで2つの資格を取得することができました。
ホームページでは、このブログで今年203の発信を致しました。昨年が189なのでプラス14となり、閲覧者も倍以上に増えているようです。ホームページの中身も「区政通信」「議会質問」「KOMEI meguro」「行政視察」の項目も追加して充実を図りました。
イギリスではEUを離脱し、アメリカの次期大統領は爆弾発言の多いトランプ氏が日本での大方の予想を覆しての当選となり、今後の世界情勢にも目が離せませんが、混沌とした時代に一喜一憂せず、現実に向き合いながら着実に地歩を固めて2017年を歩んでいきたいと思います。