目黒区長選挙 最終日
いよいよ明日投開票となります目黒区長選挙、公明党東京都本部は現職の青木英二さんを推薦しております。
公明党からの様々な政策要望に前向きに捉え、善処に努めてこられた姿勢を評価しております。特に、人の生命を守る政策を実現したことを高く評価しております。例えば、妊婦健康診査の公費助成を2回から14回まで拡大し、里帰り検診にも適用させたことや、がん検診特に女性特有のガン対策として、目黒区は全国に先駆けて無料クーポン券を対象者に2年に一回(国基準は5年に一回)を実施して頂いている事、今年度は、震災時に通電火災を招かないための規模の大きい地震に反応してブレーカーを遮断する感震ブレーカーを木造住宅密集地域に、それも分電盤取り付けタイプという高性能機種で助成する制度等を創設するなど、具体化に動いてくれました。
要望したことが全て叶えられれば、それに越したことはありません。しかし、予算には限度があり、出来得る限りの対策を打って区税収入を高め、国、東京都からの補助金を希求し財源を蓄えていく必要があります。その財源の中から区が責任を持って対応しなければならない扶助費や、行政サービスの運営に必要な人件費や施設の維持管理に充てる経常経費等、過去に施設整備や土地の購入などで費やした借金の返済に充てる公債費等を除き、更に、目黒区の長期計画である「ともに暮らす みどり豊かな 人間のまち」を実現するための実施計画事業の遂行経費も引かれます。この段階で年度内に有機的に使える予算はだいぶ絞られます。その年の重要課題には重点的に予算配分を高め、それぞれの行政分野のバランスを考慮しながら運営の指揮を執る区長を決めるのですから、一票というのは大変重要な重みを持ちます。
平成21年度にリーマンショックの影響が国内を蔓延しました。その後、政権交代もありましたが、景気が回復することはなく、目黒区は平成24年度から26年度にかけて、いざという時の備えを確保することは重要との判断から、それまで景気低迷を積立金の取り崩しでまかなっていた対策をやめて、実施してきた行政サービスのあり方をつぶさに見直して、人の生命、健康、財産に照らして、緊急性及び重要度の低いサービスについては、廃止・休止・延期・縮小・改善という事業見直しを500の事業に対して敢行し180億円規模の見直しを指揮してきたリーダーシップは、危機を察知して、区民から非難を浴びようとも区民の暮らしを第一に守ろうとする姿勢の現れだったと思います。ここまで踏み切った事は、高く評価しております。
これからの超高齢社会、いつかは訪れ波及するであろう人口減少の影響、区有施設の老朽化への対応、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたおもてなしの街の建設などなど、行政課題は目白押し、突破するには困難の連続です。
15年から20年も続いたデフレ経済のもと、社会構造は変化して企業は大きな変革ができなければ衰退に至る大変な時代を通過してきました。雇用が不安定な環境下では安定した生活が築けず少子化に拍車がかかります。且つ、世界的に例を見ないほど急激なスピードで突き進む超高齢社会の影響により、年金・医療・介護など社会保障の給付と負担のバランスは従来より厳しくなりますが、将来に渡り持続可能なものとするための国民皆保険制度の維持は大切なことだと考えます。それが、冷たい政治のように見えるのでしょう。
しかし、お金は天から降ってくるわけではありませんし、あくまでも私達の手で作りだしていく努力がどこまでも肝心なことです。そのために国は成長戦略が欠かせない事から、地方創生、一億総活躍社会、TPP、東京オリンピック・パラリンピックの到来などに期待をかけており、その動きを受けて自治体が連動する呼吸が肝要だと考えます。今を良くするために基金を取り崩すような対応は、再びの財政危機に陥った際に責任をどうとるというのか?社会保障がもっと厳しくなる予想の将来世代に、これ以上のツケが及んで良いとでもいう事なのか?夢を語るのは大事ですが、財源が本当に大丈夫なのか、バランス感覚はどうか、様々な困難に向かっていけるのかなど見極めて、再度のご検討をお願いいたします。貴重な一票です。良識ある選択をお願いいたします。











