代表質問
いよいよ昨日より目黒区議会では平成28年第一回定例本会議がスタートしました。会期は3/23までの34日間となります。初日の昨日は、各会派幹事長による代表質問が行われ、私は公明党目黒区議団幹事長として議会の壇上に立って質問致しました。
質問は大きく4点行いました。1点目は「区有施設見直しにおける地域包括ケアシステムの織り込みについて」、2点目「財政の見える化について」、3点目は「民間空き家・空き部屋の活用について」、最後4点目は「目黒区のランドマークは何か」についてです。
今回の代表質問でこの4点を挙げたのは、目黒区にとって施設の見直しは大事業であり、これを契機に将来の需要に見合った施設へと更新が果たされなければなりません。これからの超高齢社会を見据えた地域包括ケアシステムという地域で医療・介護・予防・住まい・生活支援がまかなえる環境にしていく必要があります。 一方、施設の更新には10年間で711億円もの多額な経費がかかり財政の健全性を維持することが求められます。その上で、地域包括ケアシステムを完備するには公共用地に建つ施設の改修等に限らず、地域で活用可能な民間の空き家・空き部屋を探し、所有者のご理解とご協力を得て利活用できるように改修・補強等をしてまかなう対応も視野に入れた方が、地価、家賃の高い目黒区においては大事な視点だと考えております。更に、税収をあげる事を本格的に考え、目黒区に来たくなるようなランドマークを設定し、海外からのインバウンド効果を高め、区内回遊が図れる仕組みを2020年東京オリンピック・パラリンピック開催までに創り上げるよう取組む事が、その後の目黒区の施設の更新並びに街の発展には欠かせないと見ております。そうした観点で、目黒区が考えている方向性と公明党目黒区議団の考えが合致しているか確認しました。質問内容と答弁を以下に記します。
1.区有施設見直しにおける地域包括ケアシステムの織り込み(1)在宅療養支援窓口の評価と今後の展開は?(答弁)今まで区内1箇所で試験実施し、各エリアに1箇所づつ配置展開し、医療・介護等の総合窓口体制を強化する。(2)区有施設見直しに当たり、どのような行政需要を構える方針なのかを明確にする「目黒区の青写真」は?(3)地域包括ケアシステムの将来像をどう考えているか?(答弁)今後は平成34年をピークに目黒区でも人口減少が始まると想定し、そこを踏まえたニーズの変化を読む必要があるが、地域包括ケアシステムの比重は高まると考えている。
2.財政の見える化(1)財政支出が目覚ましくなる事を受け、ムダの排除が出来る行政評価にしていく事が必要だが、所見を伺う。(答弁)行政評価の目的は、事務事業の総点検、行政としての説明責任を果たす、職員の誰もが行政の推進者であるという意識変化であり、この評価を通して改善のサイクルを回していく。問題点はその中で明らかになると期待している。(2)平成29年度試行の総務省新基準による公会計制度では、費用対効果が一目で分かるような価値的な運用を期待するが、どう考えているのか?(答弁)財務諸表のうち、今まで手作業でやられていた行政コスト計算書がシステム化される事で簡易に活用でき、また、財務諸表の考え方がある程度全国で統一化されるので、自治体ごとの比較検証が出来るようになるので、効果が図りやすい。
3.民間の空き家・空き部屋の活用について(1)国や都の空き家に関する利活用政策についての動きに対し、目黒区の評価及び懸念事項について伺う。(答弁)国が構想する通りなら複雑な課題を同時に解決できると思う。懸念事項は自治体負担がかさまないか、民業圧迫にならないか、連帯保証人等の関係など不動産業界との協力も必要となってくる。今後の国の動きを注視していきながら対応を検討する。(2)次年度予定の空き家実態調査では、所有者に国や都の動きを丁寧に紹介した上で、空き家の取り扱いに対する意向を伺うべきだが所見を伺う。(答弁)同じ考え方でいる。所有者全員に空き家の意向を伺うお手紙を出すつもりでいる。
4.目黒区のランドマークは何か?(1)目黒区のランドマークは何が上がると考えているか?(答弁)目黒区は住宅地中心の中で、目黒天空庭園や旧前田家本邸、春の目黒川の桜が上がる。(2)目黒区では東京オリンピック・パラリンピック大会を区に観光に来られる方々をおもてなしする好機と捉えているのか、真意を伺う。(答弁)好機と捉え、その前の4年間はおもてなしプログラム推進期間に定め、様々な多言語化を進めている。ランドマークからさらに幅広く大会後も消費につながるよう多様な情報発信に向け努力する。特に中目黒に、平成31年には東京音楽大学が開校するので、期待値が上がっている。
以上が質疑応答の大要です。前向きな答弁を多く頂けましたので、今後の推移に注視して参ります。
