VOICE ACTION 第二弾!
本日、自由が丘駅前及び周辺エリアにおきまして、目黒区内では第二弾となるVOICE ACTIONの街角アンケート調査活動を実施して参りました。今日は、日影のところは肌寒かったですが晴天には恵まれましたので、人通りは多く、大勢の方々にご協力が頂けました。
前回は2/14日曜日に行い、アンケートの集計結果が104名でしたが、土曜日の今日は同じ時間帯でしたが143名と拡大することが出来ました。前回は行かなかった自由が丘駅周辺の緑道にまで足を運び、じっくり対話しながらアンケートに協力して頂けた事や、踏切の所で遮断した際にご協力頂けた方が多かったと思います。明日も中目黒駅、目黒駅、学芸大学駅付近にて、お昼の時間帯で行われます。
プレミアム商品券の販売結果
本日の生活福祉委員会で、昨年7月より販売したプレミアム商品券の販売結果等について報告が上がりました。目黒区内で5万セットが販売され、区内2,400店舗での利用が出来たようです。
商品券自体は、7月1日に販売開始後、7月26日の区民センター内で行われた目黒商工祭りの時に完売となり、発売から約1ヶ月を要しました。販売と同時に購入者へアンケート用紙が配布され、そのうち954通の回答が得られましたので、その内容について概要が報告されました。
商品券を使って購入した物の中に、商品券があったから購入をしたという商品券消費の比率は金額ベースで31%となり、新たな消費として1億5500万円を目黒区内で産んだことになります。
アンケートに記載された主な意見の中には、「普段利用しない店舗で買物や食事をした」と書かれてました。そうした声が多かったのか、そこでの食事が美味しかったと思われたのなら、そのお店は新しくリピーターが増えることを願ってますので、その後の分析をされた方が良いと思いました。また、商店街の方にお話を伺えば、「商品券を利用される方は全く来ないよ」との声も聞かれたところがあるので、目黒区の中で成功した商店あるいは商店街、成功したとは言えない商店、商店街を様々な角度で調べてみて、個々にどういう要素で成否が分かれたか、改善のサイクルを回しながら、次につながるよう期待します。
議会中継ライブ配信 画像確認
今、目黒区議会では本会議の録画配信をパソコンで見られるようになっておりますが、議会に対する区民の関心を高める目的から、ライブ(同時)中継も合わせて行っていく事が、議会での検討項目に上がっております。それもパソコンだけにとどまらず、スマートフォン、タブレットでの視聴もできるよう、更に、本会議だけでなく、予算、決算の特別委員会も本会議場を利用することから、こちらの動画も合わせて対応するべきか、昨年来検討を続け、先週の議会運営委員会で全て実施するとの方向が決定し、他区で採用している事業者、仕様、導入・ランニングコストなどを横並びに検討して、最終仕様も決めました。今後予算化を急ぐことになります。
昨日、新宿区議会が午前中から本会議のライブ中継をしておりました。新宿区議会での動画については、事業者は現在の目黒区議会において録画中継で採用しているところであり、仕様等についてが目黒区議会が採用した場合と同程度になるので、議会関係者がその画面の映り具合について確認しました。まずまずの状況だと感じました。
本会議等の動画配信の改善については、検討すべき項目が検討委員会で数十あげたうちの最優先検討項目になっており、目黒区議会に対してやるべきだとの区民の声も上がっておりました。できる限り早く導入が果たせるよう、議会として努めて参ります。
日中友好春節のつどい
本日、夕刻の時間帯で、目黒区総合庁舎大会議室において、日中友好春節のつどいが行われました。
春節は中国では一番のお祝い行事であり、昔はどんなに忙しくても家族の元にみんなが帰り一年の始まりを祝う旧正月の事で、挨拶されました中国駐日大使館 友好交流部 王 二等書記官のお話によれば、最近の中国では、春節の時期に家族揃って海外旅行に出かける方が多くなり、王さんの学生時代の友人家族も昨年だけで12組も東京でお会いされたとの事でした。昨年来、目黒区と北京市東城区との交流が加速度を増しており、東京23区の中でも、これだけの交流をされているのは、まずもって目黒区が一番、庁舎内で歓待を受けるのも目黒区だけであると、目黒区への歓迎のお言葉を頂けました。てっきり目黒区と同じ東城区と友好都市の締結をされている新宿区や、中国大使館のある港区の方も活発な動きがあると思っておりましたが、両区とも日中議連は無いようで、区というよりも、国として主導で動いている地域に位置するのではとの事でした。2月の寒さは12月の寒さとは違い、希望に溢れ、間違いなく暖かな春を迎え、やがて桜が満開になるでしょう。中国の大勢の方は日本の文化をその目で見て感じて観光に来られている。これからは日本の若い世代の方々が、中国への留学が増える事を期待していると、感慨深くお話しされておりました。
私も昨年7月に目黒区中国訪問団の一員として初めて中国に訪問致しました。日本で騒がれていたPM2.5など全く感じないほど、大空は晴天に恵まれておりました。大変な友好的な歓待を頂き、中国北京市東城区内の体育施設を中心に視察もさせて頂きました。歴史があり、賑わいを感じ、見所満載の中心都市であり、行って見ないと感じることのできないものがあります。大事な機会を頂けたと思いました。
私は王さんに、室内に飾られた衝立の真ん中に、「福」の文字が逆さになっている事(写真参照)を指し、どういう意味があるのか尋ねましたら、中国では「福が来る」を意味しており、「倒福」と言って、「倒」の発音が、「到」と同じDaoと発音し、「到着する」、「来る」の意味を掛けて「倒福」→「福」の文字を逆さにしている事で祝いの意を表しているとの事でした。皆様とお会いする毎に、一つ一つを学べます。
これからも草の根の友好交流を大切に、今年も一歩一歩着実に積み重ねて参りたいと存じます。
洗足駅駅頭
祐天寺寺子屋トーク
本日、上目黒住区センターにて、めぐろまちづくり塾、エコライフめぐろ推進協会主催による祐天寺寺子屋トークに、知人からのお誘いで初めて聞きに行きました。この取り組みは平成23年より実施されていたようで、祐天寺界隈に関する様々なテーマを設定して、地元や外部の専門の方を招いてのトークイベントで、今回が第8回目で最終回という事でした。
テーマは「気軽に楽しむ着物とキモノ」でしたが、私は生まれてこのかた一度も着物を着たことがないので、少々場違いな感じで話を伺っていました。
ただ、話の中で着物が1500年の歴史があり、朝鮮半島の北側に高句麗、その南東側に新羅、南西側に百済、新羅と百済の更に南側に伽耶の国があった。百済は新羅に滅ぼされ、百済人が日本に逃げて漂着し着物を運んだという歴史がある事と、また、中国の三国志に魏・呉・蜀の呉の国の官服が今の呉服の起源になったとの事で、着物の歴史を初めて学びました。
他にも日本の着物や家屋などの全てが冬用には考えられておらず、夏に照準を合わせているなど、現代の家の開口部(窓)は、夏の風の流れを計算して配置を考えていることに通じ、着物メーカーの人に、着物文化は一回終わったと言っている。それは振り袖や訪問着が着物だという概念はもう古く、若い人は普段に着るキモノを求めている方が多いと、新しい文化としてのキモノに概念が変化しているとトークが展開されておりました。温故知新を感じたトークショーでした。
代表質問
いよいよ昨日より目黒区議会では平成28年第一回定例本会議がスタートしました。会期は3/23までの34日間となります。初日の昨日は、各会派幹事長による代表質問が行われ、私は公明党目黒区議団幹事長として議会の壇上に立って質問致しました。
質問は大きく4点行いました。1点目は「区有施設見直しにおける地域包括ケアシステムの織り込みについて」、2点目「財政の見える化について」、3点目は「民間空き家・空き部屋の活用について」、最後4点目は「目黒区のランドマークは何か」についてです。
今回の代表質問でこの4点を挙げたのは、目黒区にとって施設の見直しは大事業であり、これを契機に将来の需要に見合った施設へと更新が果たされなければなりません。これからの超高齢社会を見据えた地域包括ケアシステムという地域で医療・介護・予防・住まい・生活支援がまかなえる環境にしていく必要があります。 一方、施設の更新には10年間で711億円もの多額な経費がかかり財政の健全性を維持することが求められます。その上で、地域包括ケアシステムを完備するには公共用地に建つ施設の改修等に限らず、地域で活用可能な民間の空き家・空き部屋を探し、所有者のご理解とご協力を得て利活用できるように改修・補強等をしてまかなう対応も視野に入れた方が、地価、家賃の高い目黒区においては大事な視点だと考えております。更に、税収をあげる事を本格的に考え、目黒区に来たくなるようなランドマークを設定し、海外からのインバウンド効果を高め、区内回遊が図れる仕組みを2020年東京オリンピック・パラリンピック開催までに創り上げるよう取組む事が、その後の目黒区の施設の更新並びに街の発展には欠かせないと見ております。そうした観点で、目黒区が考えている方向性と公明党目黒区議団の考えが合致しているか確認しました。質問内容と答弁を以下に記します。
1.区有施設見直しにおける地域包括ケアシステムの織り込み(1)在宅療養支援窓口の評価と今後の展開は?(答弁)今まで区内1箇所で試験実施し、各エリアに1箇所づつ配置展開し、医療・介護等の総合窓口体制を強化する。(2)区有施設見直しに当たり、どのような行政需要を構える方針なのかを明確にする「目黒区の青写真」は?(3)地域包括ケアシステムの将来像をどう考えているか?(答弁)今後は平成34年をピークに目黒区でも人口減少が始まると想定し、そこを踏まえたニーズの変化を読む必要があるが、地域包括ケアシステムの比重は高まると考えている。
2.財政の見える化(1)財政支出が目覚ましくなる事を受け、ムダの排除が出来る行政評価にしていく事が必要だが、所見を伺う。(答弁)行政評価の目的は、事務事業の総点検、行政としての説明責任を果たす、職員の誰もが行政の推進者であるという意識変化であり、この評価を通して改善のサイクルを回していく。問題点はその中で明らかになると期待している。(2)平成29年度試行の総務省新基準による公会計制度では、費用対効果が一目で分かるような価値的な運用を期待するが、どう考えているのか?(答弁)財務諸表のうち、今まで手作業でやられていた行政コスト計算書がシステム化される事で簡易に活用でき、また、財務諸表の考え方がある程度全国で統一化されるので、自治体ごとの比較検証が出来るようになるので、効果が図りやすい。
3.民間の空き家・空き部屋の活用について(1)国や都の空き家に関する利活用政策についての動きに対し、目黒区の評価及び懸念事項について伺う。(答弁)国が構想する通りなら複雑な課題を同時に解決できると思う。懸念事項は自治体負担がかさまないか、民業圧迫にならないか、連帯保証人等の関係など不動産業界との協力も必要となってくる。今後の国の動きを注視していきながら対応を検討する。(2)次年度予定の空き家実態調査では、所有者に国や都の動きを丁寧に紹介した上で、空き家の取り扱いに対する意向を伺うべきだが所見を伺う。(答弁)同じ考え方でいる。所有者全員に空き家の意向を伺うお手紙を出すつもりでいる。
4.目黒区のランドマークは何か?(1)目黒区のランドマークは何が上がると考えているか?(答弁)目黒区は住宅地中心の中で、目黒天空庭園や旧前田家本邸、春の目黒川の桜が上がる。(2)目黒区では東京オリンピック・パラリンピック大会を区に観光に来られる方々をおもてなしする好機と捉えているのか、真意を伺う。(答弁)好機と捉え、その前の4年間はおもてなしプログラム推進期間に定め、様々な多言語化を進めている。ランドマークからさらに幅広く大会後も消費につながるよう多様な情報発信に向け努力する。特に中目黒に、平成31年には東京音楽大学が開校するので、期待値が上がっている。
以上が質疑応答の大要です。前向きな答弁を多く頂けましたので、今後の推移に注視して参ります。
VOICE ACTION
本日、目黒区内各駅前にて、公明党青年委員会によるVOICE ACTION(ボイス アクション)が挙行されました。私は東急線自由が丘駅前でこの取組みに参加しました。公明党では昨年6月に改正された公職選挙法における選挙権年齢をこれまでの20歳以上から18歳以上へと引下げるにあたり、「こんなことがあったらいイネ」と題して、全国の18歳から30代の年齢層の方々に対し、何に不安を感じているか?、何に希望を持っているか?、今後どういった社会を望むか?などを対面式でアンケート調査をし、7272名の結果が得られました。
その中でニーズの高いもの、実現性のあるもの5つをチョイスして、VOICE ACTIONで、街角街頭アンケートや個別に対面で内容を紹介しながらフライヤーを渡す活動を5月GWまで行って参ります。この活動は全国で展開し、今後1000万人の声を聴き、今夏の参院選の重点政策に加えて行くよう検討する計画です。
5つの中身は、1⃣非正規雇用の待遇改善や最低賃金1000円/時間を推進、2⃣無料で使える公衆無線LANの充実、3⃣不妊治療の公費助成や幼児教育の無償化を推進、4⃣婚活や新婚世帯の支援の推進、5⃣月曜午前半休の促進 としております。
少々解説すれば、1⃣は若い世代ほど非正規雇用と正規雇用で格差が生じており、正規社員の半分程度しか給与がもらえてない現実や、希望してもなかなか正規雇用にならなかった就職氷河期世代の方が生活への不安を解消するためにも現在の時給798円から1000円に引き上げていく必要性を取り上げております。
2⃣は、家計の中で通信費に占める割合が現在月8万円程度もかかっており、10年前と比べて約2万円ほど負担増となっております。駅前に集まっている方は、お待ち合わせされている方がほとんどでしたが、待つ間、一様にスマホ画面に注目しておりました。現在国内では、公衆無線LANの配備が4割という状況です。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、外国人観光客の方が最も要望していることは、公衆無線LANの充実をあげておりました。今や年間約2000万人の方が日本を訪れる時代となり、ニーズの高いテーマとして取り上げました。
3⃣は、若い方々が希望することは何かとの問いに最も多く寄せられたのが、「家族を持ちたい」という結果だったそうです。そこで安心して出産・子育てができる社会を実現する視点で、不妊治療費が1ヶ月60万円から80万円と非常に高額にかかっている費用の助成や、子育ての金銭的な負担を解消するために幼児教育の無償化を取り上げました。
4⃣は、結婚したくてもお金や出会いがないと切実な問題となっております。出会いの場を提供する婚活支援や、結婚後の経済的負担を和らげる対策を取り上げました。
そして、最後に5⃣は、月曜日は仕事の週初めであり、憂鬱な気分で迎える従来からの一般的な働くスタイルにメスを入れた対策提案です。このテーマを聞いた時、かつてハッピーマンデーを公明党が提案した時の様子が思い出され、未来のカタチを、このような意向調査によってカタチ作られていたのかと振り返り、この活動の意義深さを改めて強く認識しました。皆様とともに未来を変えるこのVOICE ACTIONにご協力をお願いいたします。
ちなみに今日一日で目黒駅前、中目黒駅前、学芸大学駅前、自由が丘駅前の4箇所で展開し、5つの項目のうち、最もいイネを頂いたのは、2⃣の公衆無線LANの充実、2番目は1⃣の最低賃金の引き上げ、そして3番目が3⃣の不妊治療助成、幼児教育の無償化という結果でした。ご協力を頂いた皆様方に心から御礼を申し上げます。若い世代の皆様の声を国政に届けて参ります。
平成28年度 東京都主要事業説明会
昨日の午後の時間帯で、新宿京王プラザホテルにて、都議会公明党が主催する平成28年度の東京都主要事業説明会が行われました。私は所用のため途中からの参加となりました。
頂いた資料によると、東京都の一般会計予算規模は7兆110億円、特別会計で4兆4539億円、公営企業会計が2兆1911億円で、合計13兆6560億円にのぼります。目黒区の予算規模が一般会計930億円、特別会計566億円、合計1496億円であり、東京都予算と比べると、わずか1.1%という事になります。また、スウェーデンの国家予算が13兆円、アメリカのニューヨーク市の9.3兆円よりも巨大な規模であることを知りました。
毎年行われているこの事業説明会に参加できる時は情報収集しておりますが、今年の主な事業費は、オリンピック・パラリンピックに関する計上が目立ちました。また、私自身関心のある空き家活用支援、そして、認識を改めたのは、東京都は全体の1/3が森林との事であり、自然公園の数は都道府県でトップ3に入るほど、緑豊かな都市として大きな魅力になっているという事でした。目黒区では一人当たりの公園面積が23区で21番目ぐらいの位置なのでピンときませんが、マクロで見ると豊かな自然に溢れているようです。
目黒区も2/1に予算のプレス発表がされ、次年度予算について今年3月に、慎重に審議することになります。東京都の予算と絡めながら、目黒区としての予算の妥当性や都予算との抱き合わせ提案など、しっかり研究し臨みたいと思います。