一般質問
昨日の議会本会議で、一般質問を行いました。大きく3点を取り上げて40分の持ち時間でした。
質問の1点目は、今、文科省で検討を進める「チーム学校」についてを取り上げました。日本の学校は「世界一忙しい教員」と言われるほど、「授業」や「授業の計画・準備」などの本来業務以外に費やす時間が大きくかかっております。忙しさも度を越すと、集中力は削がれ、判断力も鈍り、全体感など見通せず、「いじめ」「不登校」「子どもの貧困」など多様化する様々な問題に対応しきれないまま子ども達は成長し、養うべき心と身体の健全性が失われかねない危惧が残ります。「チーム学校」は、学校を地域に徹底的に開き、教員と専門スタッフがチームを組んで対応する取り組みで、マネジメント機能の強化、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置拡充、部活動の外部人材登用などを取り上げて、昨年7月より検討が進められております。その「チーム学校」に照らし、目黒区で不足している点を探りました。質問の角度は、区内のスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーは現状で十分と考えているか?と問いかけました。相談される内容に的確に対応するよう努力するとの事でしたが、子どもの思っている視点は大人が考える視点と違う感じ方をしていることが多く、心理的な考察が出来る臨床心理の専門家が足りていない事を指摘し、問題に応えられるよう体制の整備は留意して行くことになりました。
質問の2点目は「区内の空き家空き部屋の利活用について」を伺いました。この問題は私が2期生の時代から何度も取り上げており、今年6月議会では、我が会派の質問で空き家対策特措法の施行を受け、空き家の実態調査を進めていく答弁を引き出しております。私からは具体的にいつからどのように実態調査を進めるのかと、空き家を貸し出すことへのメリットを空き家所有者に打ち出して、目黒区の需要を満たせる利活用に仕向けるよう提案しました。空き部屋は常に流動的で実態把握しにくい状況だと答弁されましたが、実態調査がまとまらなくても空き家・空き部屋利活用の方策決めに影響はしないと考えます。専門の不動産団体などの協力も得ながら、区での利活用を進めていけるよう検討すべきと再度の問いかけに、「所有者の意向が第一であり、貸したいニーズがあればスムーズに行けると思う」と、若干噛み合わない答弁となりました。
3点目の質問は、近隣区の中で最後発となる自転車走行空間の整備に当たって、目黒区の姿勢を確認しました。他区は自転車ネットワーク路線を決め、順次整備に向かっております。これに対し、目黒区はネットワーク路線計画を2年後の平成29年度末においており、走行環境が整備されないままでは自転車事故関与率が一向に下がりません。先進的に取り組む港区では整備上の課題が浮き彫りとなり、区道は全てナビマークで対応する方針も固めておりました。また、ネットワーク路線を利用した観光名所巡りなど、地方や海外から観光に訪れた方が自転車で回遊する仕掛けも図るなど、全てに先を行っております。この状況をどう受け止めているのかを伺うと、遅れているとの認識はなく、しっかりと調査を進め、パブコメも取りながら万端に整備をして行くとの答弁が戻り、拍子抜けしてしまいました。そこで、来年度中にネットワーク整備路線を定めれば、それに応じて整備の進捗も上がる事を提案しましたが、返答は何も変わらず、制限時間いっぱいとなりました。
今回の質問では、「チーム学校」の制度が確立した時に目黒区で不足する要素をしっかり捕まえて、要求出来る時が来たらしっかりと要求が果たせるよう準備を進めることを認識共有できたこと。空き家の行政利用に仕向けるために専門の民間不動産団体との連携協力の必要性を訴えましたが、私有財産なのでまずは実態把握に努めるとかわされた感じでした。また、次の機会に頑張ります。
