生活福祉委員会視察 (2日目 午後の部)
視察先を石川県金沢市までバスで移動し、金沢21世紀美術館を訪ねました。市の美術館としては年間来場者数が150万人という規模で成功している凄い美術館でした。訪れた今日は平日の火曜日に関わらず、多くの来場者が来られてました。
この美術館は2004年に開館したとの事ですが、この地にあった金沢大学付属小中学校が郊外に移転することに伴い、跡地活用をどうするか、付近の県施設移転とも重なって、金沢市では美術館を整備することに建設より6年前になったようです。
建設に当たり、金沢という伝統文化を重んじる風土から、当初は県庁が他の地域に移転することもあり、新しさよりも伝統的な美術館の収蔵で行ったらどうかとの意見が多かったようですが、近くに石川県立美術館があり2つも同じものはいらないと市長が判断され、平成18年に算定した経済効果が133億円にものぼる見通しも追い風となり、反対の声が逆にバックアップする側に変わってきたとの事で、観光資源の大きな財産ともなりました。
美術館内を視察しましたが、ガラス張りで外から中を見通すことができ、中の展示物も楽しさを感じさせる魅力に溢れておりました。当初は年間50万人の来館を想定したようですが、3倍もの賑わいに、女子トイレに列が出来るほどとなり、施設管理も老朽化を気にしなければならないほどの嬉しい悲鳴との説明がありました。
目黒区にも美術館がありますが、人気の企画展が催されないと来館の期待は難しいところです。今後の施設整備に当たっては、将来を見据えた観光資源としての魅力創出が不可欠な要素だと思いました。


