重症心身障がい児(者)レスパイト事業の創設(2期目実績)
重度の肢体不自由と知的障害が重複した重症心身障害を抱えている方を介助し続けるのは大変な事ですが、ご家族が目を離さず寄り添った対応をされております。
平成25年9月の目黒区議会生活福祉委員会に、重症心身障害児の陳情が、訪問看護事業者様から提出されました。陳情の内容は、「重症心身障害児の方が区内で16名おり、目黒区民キャンパスにあるあいアイ館にある障害者専用の設備が整った入浴サービスの利用と、介助されている母親同士の情報交換の場を提供してもらいたい」との内容でした。
この陳情に対して、9月に審査した時は、目黒区での対応の可能性を伺いましたが、成人を越える重症心身障害者の方への対応でさえ待機者が出るほど余裕が無い状況で、医療スタッフなどの職員手配も厳しいとの見解でした。しかしながら、対象者が16名と絞られており、ご家族の負担を思うと何かしら手立てが講じられないか検討を促し、11月開催の陳情審査では検討状況が9月の審査時とあまり変化が無く、2回続けて閉会中の継続審査となりました。委員会メンバーが入れ替わる前に陳情を叶えて上げたい思いで臨んだ最後の陳情審査が翌年2月に開催され、出来る限りの負担軽減を再度求めたところ、必要性を認めていることと、予算との兼ね合いで出来る限りの努力をしていく区側の姿勢が明らかとなり、全会一致で陳情の採択を図ることができました。
この結果、目黒区として、今後は訪問看護事業者と連携して、ご家族がレスパイト(一時休憩)をしたい場合は、訪問看護ステーションが介助を交代してあげるなど、新たな事業の創設につながりました。

