さくらプラザにて講師の方を招いて「防災セミナー」を行いました。
「目黒の防災はどうなっているのか?!」と皆さんとても関心があり、80人以上の方が集まりました。
防災課からは、「防災行動マニュアル」を
水道局からは、「給水拠点案内」と「目黒区・世田谷区・渋谷区の給水拠点案内ファイル」を
いただき皆さんに配布し、たいへん喜ばれました。
目黒の避難所について、目黒区地域危険度マップ、目黒区水害ハザードマップなどの説明があり、その後、質疑応答
私も水道局で聞いた、日頃からの備え「水のくみ置き」の大切さまた、近くの人が近くの人を助ける「近助の精神」の重要性を訴えました。
アンケートで今回の「防災セミナー」の感想をお聞きしたところ、
「わかりやすかった。」「とてもタメにまりました。」「参加して良かったです。」と
たくさんの声をいただき、次回も是非防災についての話が聞きたいとのご意見を伺いました。
震災への備え -給水拠点案内ーをいただきに水道局にお伺いしてきました。
「水滴くん」がお出迎えしてくれました。女の子の「水玉ちゃん」もいるそうです。
公明党女性局で街頭配布しました「防災チェックシート」にも、最寄りの給水拠点を知っていますか?との質問がありましたが、
給水拠点は、災害により水道が使用できなくなったときに水をお配りする施設です。
応急給水槽や浄水場・給水所などの給水拠点で応急給水を受けることができます。
目黒区に2か所あります。ご自宅に一番近い給水拠点を確認しておきましょう。(今回、町会の掲示板に張り出され、回覧板でも回りました。)
<日頃からの備え「水のくみ置き」>
地震直後に何よりも役立つのは、くみ置きした水です。ポリタンク等の清潔でふたのできる容器に口元一杯まで水道水を入れて下さい。
密閉して冷暗所に保存すれば、3日間程度は残留塩素による消毒効果が持続します。
古くなった水は、掃除や洗濯などにお使いください。
なお、人間が生命を維持するために必要な水の量は「成人で1日2.0から2.5リットル」といわれています。
水道局では、この量に余裕を加えた3リットルを飲料水の基本量としています。
日頃から水のくみ置きを習慣にしましょう!!
~中町せせらぎ公園の桜のじゅうたん~
「幸福な人」の条件のひとつは、嫌なことを乗り越えていく力をもっている人です。
東日本大震災や原発事故が発生し、日本経済も疲弊しています。
日常生活でもいろいろな出来事が起こっています。
そんな苦難に直面したときの物事の捉え方が上手な人を、私は「幸福な人」だと思うのです。
たとえば、嫌なことが起きたとき、それを何か意味があるものと捉えることができたり、困難なことは自分への課題と受け止める資質を持っている。
さらに困難なこと、大変なことを一種のチャレンジだと受け止め、自分が成長していくための糧にしようという形で捉える。
このように、ストレスを上手に乗り切っていくストレス対処能力が高い人が幸せな人ではないかと思います。
(診療内科医 海原純子先生 「幸福力ー幸せを生み出す方法」)
5月号「潮」より
<設置場所>中目黒5丁目13-16神谷様度前の遊歩道 中五町会掲示板の横
区長、教育長も参加し地域の約80名の方々が集まり、賑やかに「由来掲示板設置セレモニー」が行われました。
私が今住んでいる場所は、昔牧場で牛がたくさんいたと話は聞いたことがありましたが、なぜ自然園下なのか知りませんでした。
地域の由来を、子どもから孫へと伝えていく大切さを改めて感じました。
<自然園表示板の内容>
現在はバス停の「自然園下」にのみその名を残す「自然園」は、大正時代にあった自然を生かした健康増進施設です。
当時このあたりは、清流が流れ田園風景が広がる自然豊かな地域でした。
農業者の風見 彦蔵は人々が都会生活を健康的に営むためには、自然と触れ合う場所が必要であると考え
大正4年頃に現在の中目黒5丁目12~20にあたる場所に広さ8300坪ほどの「自然園」を開園しました。
園内には、野菜やイチゴの畑が作られ、新鮮な作物を提供していました。
また、走ったり寝転がったりして、自由に自然に触れられる芝生の広場や若者の憧れのスポーツでもあったテニスコートなども造りました。
さらにヤギ牧場では、当時珍重されたヤギのミルクを飲むこともできました。
目黒地域の住宅化の進行に伴い、大正14年頃には閉園となりましたが、大正時代に新しい思想に基づく健康増進に着目した施設が開設されたことは注目すべき点です。
24年3月 目黒区教育委員会
マイマート甲州屋酒店では「目黒 自然園」という日本酒が販売されています。
昨日までランドセルを背負っていた子どもたちが、少し大きめの制服姿で緊張して入場してきた様子はとてもほほえましく、心から自分らしく輝ける何かを見つけて欲しいと祈りました。
中央中学校の校歌「いのちの森」の作詞者である詩人の谷川俊太郎氏の、開校式典の校歌の紹介の際の、生徒へ向けてのメッセージに心うたれましたので紹介します。
「目黒中央中学校の皆さんへ
ぼくは木が大好きです。しなやかに立つ若木も大好きだし、何百年もどっしりと立っている老木も好きです。森もいいですね。
一本一本の木が、たがいにもたれあうことなく集まって根を深く地中にはり、こずえを高く空にのばしている春になれば美がみのる。木と森を見てその生命力にはげまされていると、ひとりひとりの人間と、みんなでつくっているこの社会に通じるものを感じます。
そんな気持ちで歌詞を書きました。
ちょっとむずかしく言うと、自立と協力と調和、それが人間を含めたいのちの本来のありかただと思うのです。私たち人間は他の生きものと形も機能も生きかたも違いますが、ともにこの地球上に生きているかぎり、たがい無関係ではいられません。地球は人間にとっても、他の生きものにとっても、かけがえのないものですが、その地球を守るのは私たち人間の責任です。
機会があったらいちど校歌を森の中や海辺で歌ってみてください。学校で教わることが、どんなに広く深い世界とむすばれているかを感じとってもらえれば、作詞者としてうれしく思います。
谷川 俊太郎 」