#松阪市飯南で39.7℃ ことしに入り全国で最高気温観測
❐NHK 三重 NEWSWEB/2024/07/05/19時25分…より転載!
5日の県内は松阪市飯南で39.7度と、ことしに入り全国で最も高くなったほか、各地で猛暑日となりました。
6日も厳しい暑さが続く見通しで、気象台などは熱中症警戒アラートを発表して対策を徹底するよう呼びかけています。
県内は5日も各地で猛烈な暑さとなり、日中の最高気温は、松阪市飯南が観測史上最も高い39.7度を観測して、ことしに入って全国で最も高くなりました。
このほか、桑名市と津市が37.6度、伊勢市が36.9度、四日市市が36.8度などと県内12の観測地点のうち、8つで猛暑日となりました。
この猛烈な暑さで、県によりますと、5日午後3時半の時点で県内ではことし最も多い16人が熱中症やその疑いで病院に運ばれたということです。
各地の消防によりますと、このうち松阪市と伊賀市、それに多気町の合わせて3人が中等症とみられるということです。
気象台によりますと、6日も厳しい暑さとなる見通しで、日中の最高気温は津市で34度、四日市市と伊賀市、それに尾鷲市が33度と予想されています。
気象庁と環境省は6日も熱中症警戒アラートを発表し、エアコンなどで室内を涼しくして過ごすほか、こまめな水分や塩分の補給など熱中症への対策を徹底するよう呼びかけています。
《伊勢で36.5℃観測 伊勢神宮では暑さ対策でミスト発生装置》
最高気温が36.9度を観測した伊勢市の伊勢神宮では、参拝者の暑さ対策のため、内宮の入り口にテントやベンチを設置し、霧状の水、ミストを発生させる装置も用意しています。
訪れた人はテントの中でベンチに座って休んだり、霧にあたって涼んでいました。
愛知県から子どもとともに来たという20代の男性は、「暑くてしんどいですし、子どもの体調も心配です。ミストは涼しくて助かります」と話していました。
また、茨城県から訪れた70代の女性は「とても暑くて汗が頭から流れています。ミストに当たってすっきりしました」と話していました。