#入札省く形で工事を発注した職員を懲戒処分 松阪市
❐NHK 三重 NEWS WEB/2025/03/14/18時58分…より転載!
松阪市は本来、入札を行う形で発注すべきだった2件の工事を、その手続きを省いて地元業者に発注したとして、工事を発注した50歳の職員を、14日付けで戒告の懲戒処分としました。
戒告の懲戒処分となったのは松阪市の産業文化部に所属する50歳の男性の主幹です。
この職員は、建設部に所属していた去年2月、道路などの修繕工事を発注する際、本来、入札を行う形で発注すべきだったにも関わらず、その手続きを省いて地元業者に2件の工事を発注したということです。
法律などでは、工事費用が30万円を超える小規模の修繕工事では入札を行う必要があるとしていますが、この職員は本来1つにまとめるべき工事を2件に分けて発注することで1件ずつの費用を30万円未満に抑えて入札手続きを省いていたということです。
去年秋に事案が発覚し、職員に聞き取ったところ、「便宜を図るつもりはなかったが、年度末もあり、入札を省いて年度内に間に合わせたかった」と話し、行為を認めたということです。
松阪市の池田肇総務部長は「深くお詫びします。同様の事案が起きないよう、再発防止に取り組んでいく」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20250314/3070014745.html