#県内 1日午前中にかけて「線状降水帯」発生の可能性 警戒を
❐NHK 三重 NEWSWEB/2024/08/31/18時28分…より転載!
台風10号の接近などに伴う大雨の影響で、三重県の一部の地域には「緊急安全確保」が出されていて気象台は、少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。
気象台は三重県では、9月1日午前中にかけて、「線状降水帯」が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、台風10号は、31日午後3時和歌山県の潮岬の沖の海上を東南東に進んでいて、9月2日に東海地方に接近し、熱帯低気圧に変わる見込みです。
31日午後6時までの12時間には、大紀町の藤坂峠で192.5ミリの雨が降り、各地で記録的な大雨となっています。
気象庁は31日午後1時57分、気象庁は三重県北中部に線状降水帯が発生したと発表しました。
松阪市の1万6522世帯3万3577人には一時、緊急安全確保が出され、現在は避難指示に切り替わっています。
このほか、大台町の59世帯121人に「緊急安全確保」が出されていて、気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気が非常に不安定な状態があすも続く見込みで1日にかけて1時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、三重県で70ミリと予想されています。
また、1日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで三重県で400ミリ予想されています。
気象台は引き続き、1日午前中にかけて、「線状降水帯」が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。
気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水や氾濫、高波に警戒するよう呼びかけています。