❒NHK 三重 NEWS WEB/2023年09月15日19時12分…より転載！

 

松阪地区広域消防組合は、知人などから現金をだまし取ったとして、詐欺の罪で起訴された職員について、１４日付けで懲戒免職の処分にしたと発表しました。

 

これは松阪地区広域消防組合が、１５日開いた会見で明らかにしたものです。

起訴状などによりますと、松阪地区広域消防組合消防本部の職員、稲森英之被告（５４）は、去年８月から９月にかけ、知人から現金５００万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕・起訴されました。

その後の調べで、ほかにも複数の知人などから現金をだまし取っていたことが分かり、いずれも詐欺の罪で起訴され、現在、裁判が行われています。

消防組合では、公務員としてふさわしくない行為だなどとして、１４日付けで、この職員を懲戒免職の処分としたということです。

職員は、消防組合の聞き取りなどに対して「被害者の方に謝罪をしたい。消防にも迷惑をかけて申し訳ない」と話しているということです。

松阪地区広域消防組合の松本芳昭消防長は「詐欺行為による不祥事は、住民の信頼を裏切る行為で、深くおわび申し上げます。再発防止に取り組み、住民の皆様の信頼回復に全力を尽くします」と話しています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20230915/3070011318.html