❒NHK NEWSWEB/2022年07月25日14時06分…より転載!
アメリカで開かれている陸上の世界選手権、男子1600メートルリレーの決勝に19年ぶりに進んだ日本は、2分59秒51の日本新記録をマークし、過去最高の4位に入りました。
アメリカのオレゴン州で開かれている陸上の世界選手権は、大会最終日の24日、男子1600メートルリレー決勝が行われました。
19年ぶりに決勝に進んだ日本は、1走に佐藤風雅選手、2走に川端魁人選手、3走にウォルシュ ジュリアン選手、アンカーに中島佑気ジョセフ選手のメンバーで臨みました。
レースは、1走の佐藤選手が好スタートを切り、2走の川端選手につなぎました。
その後、3走のウォルシュ選手が積極的な走りを見せて4番手に浮上し、アンカーの中島選手も粘り強く上位にくらいつき、過去最高順位となる4位でフィニッシュしました。
タイムは、2分59秒51で日本新記録をマークしました。
これまでの日本記録は、3分0秒76のタイムでしたが大幅に更新しました。
「悔しいがメダルはすぐそこ」「来年はリベンジ」選手談話
1走の佐藤風雅選手は「予選のレースのように自分が展開を作っていきたかったが、うまい流れを作ることができず1走としての務めを果たすことができなかった」と振り返りました。
2走の川端魁人選手は「最初からいったつもりだったがうまく位置取りができなくて、自分のレースが終始できなかったのがすごく悔しい」と話しました。
3走のウォルシュ ジュリアン選手は「このメンバーで銅メダルをねらっていたので、それを達成できなかったのは悔しいがメダルはすぐそこだと感じた。悔しがるのはきょうまでにして、あしたからは次に切り替えて、メダルを目指して頑張りたい」と前を向いていました。
アンカーの中島佑気ジョセフ選手は「このチームだからこそメダルが取れる実力があると信じていたし、メダルしかないという気持ちで挑んだ。あと少しだったので本当に悔しい。あの差が世界との差なので、そこを詰めて来年はリベンジしたい」と意気込みを話していました。
