❒NHK NEWSWEB/三重 NHK/2020年11月24日20時01分…より転載!
信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に、一時停止した車の割合について、県警察本部が県内全域で調査した結果、去年よりは改善したものの、6割以上が止まらなかったと発表しました。
この調査は、信号機がなく、小中学校の通学路にある横断歩道36か所で県警察本部が行ったもので、歩行者にふんした警察官が横断歩道を渡ろうとした際に、右から来る車が一時停止した割合を集計しました。
その結果、すべての場所の平均は、去年よりも15ポイントあまり上昇し、36.3%となりましたが、6割以上がいまだに止まっていないことがわかりました。
また、停止率が1桁の場所と10%台の場所はいずれも3か所ずつ、20%台は10か所にのぼり、最も低かった場所で8.4%となりました。
JAF=日本自動車連盟による同様の調査でも、県内での停止率は27.1%となっていて、県警察本部交通企画課の森本誠課長補佐は「数値は改善していますが、まだ6割以上の車が止まっていません。今後も、広報啓発や指導取締りに力をいれていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20201124/3070004504.html