#松阪牛の品質を競う品評会
❒三重 NEWS WEB/ NHK /2019年11月24日 19時22分…より転載!
三重県特産のブランド牛、松阪牛の品質を競う品評会が松阪市で開かれました。
この品評会は、松阪牛の生産者団体などが毎年この時期に開いていて、会場の松阪市の農業公園には、予選を勝ち抜いた松阪牛50頭が集められました。
松阪牛と呼ばれるのは、三重県内の9つの市と町で900日以上育てられた出産をしていないメスだけです。
審査では、生産者がみずから育てた松阪牛の手綱を引いて、県の畜産研究所の職員など、審査員13人の前に10頭ずつ並べられました。
そして、審査員たちが一頭ずつ牛を触って毛が柔らかく、余分な脂肪が付いていないかなど、牛の品質を確かめていました。
会場の近くのテントでは、無料で松阪牛のすき焼きもふるまわれ、家族連れなどがおいしそうに食べていました。
去年の品評会で優勝し、ことしも2頭の松阪牛を出品した中村一昭さんは「エサの量や味付けのほか寝る場所をきれいにするなどストレスがかからないように育てました。皆さんにおいしく笑顔で食べてほしいです」と話していました。
午後には、審査結果が発表され、出品された牛の競りが行われることになっています。