#いじめ認知件数 過去5年で最多
❒三重 NEWS WEB/10月17日 19時26分…より転載!
昨年度=平成30年度、三重県内の公立小中学校と県立高校で認知されたいじめの件数は3105件と過去5年の調査で最も多くなったことが三重県教育委員会のまとめでわかりました。
この調査結果は文部科学省が毎年、全国で行っている調査の結果にあわせて17日、三重県教育委員会が明らかにしました。
それによりますと、県内のいじめの認知件数は公立小学校が2,282件、中学校が623件、県立高校が187件、特別支援学校は13件となりました。
前の年度に比べ公立小学校が55.2%、県立高校が42.7%といずれも大幅に増加した結果、総数も前の年より886件多い3105件となり、平成25年に成立したいじめ防止対策推進法に基づく認知件数としては過去5年の調査で最も多くなったということです。
具体的な内容は「冷やかしやからかい、悪口など」が最も多く56.1%を占めたほか、「パソコンや携帯電話でひぼう・中傷などをされる」が小中学校、高校で前の年度に比べ増加しました。
三重県教育委員会は「いじめを早期に発見する取り組みを進めた結果、認知件数も増えたと考えている。子どもたちへの支援・指導を専門家も交えて適切に行っていきたい」としています。