#アイヌ新交付金 松阪にも
❒NHK NEWS WEB/三重 NEWS WEB/09月30日19時25分…より転載!
アイヌ文化を生かした地域振興策を計画する自治体への初めての交付金として約6億6000万円の交付が30日、決まりました。
この交付金、北海道の12の市と町に加えて松阪市にも交付されることが決まりました。
アイヌ民族を法律で初めて「先住民族」と明記したアイヌ施策推進法がことし5月に施行されたことを受けて、政府は、アイヌ文化を生かした地域振興策を計画する自治体への交付金制度を創設し、30日、第1回目となる交付を決定しました。
それによりますと、北海道の12の市と町、松阪市に、約6億6000万円を交付するとしています。
このうち、札幌市や登別市がアイヌ文化の発信のために行う観光や産業の振興事業には約4億7000万円が盛り込まれました。
また、新ひだか町の古式舞踊の映像をデジタル化して保存するといったアイヌ文化を保存し継承する事業には約2000万円が交付されます。
そして、松阪市には、市の出身で「北海道」の名付け親として知られる幕末の探検家、松浦武四郎の功績をたたえる「武四郎まつり」で、アイヌの古式舞踊を披露するための費用として、300万円あまりが交付されるということです。