#公明 山口代表 “衆院解散は東京五輪の後”
❒NHK NEWSWEB/2019年8月20日 19時21分…より転載!
公明党の山口代表は、訪問先の中国で記者団と懇談し、衆議院の解散について、来年の東京オリンピック・パラリンピックの後になるという見方を示しました。
中国を訪れている公明党の山口代表は、訪問先の天津で同行の記者団と懇談しました。この中で、山口氏は、来月行われる見通しの内閣改造で、公明党の石井国土交通大臣の留任を要請するかどうか質問され「石井大臣は大きな実績をつくってきた。公明党の歴代の国土交通大臣の中でも最長の期間に達している」と指摘しました。
そのうえで「党の人事と、政府に送る人の人事は、総合的に考えないといけない。全体のバランスをとった人事を考えていきたい」と述べるにとどめました。
また、衆議院の解散について「年内は重要な外交日程がたくさんあり、年が明けると、東京オリンピック・パラリンピックの準備も本格化する。オリンピックの前に行うのは事実上難しいと思う」と述べ、来年の東京オリンピック・パラリンピックの後になるという見方を示しました。
一方、憲法改正をめぐって、自民党が「自衛隊の明記」を目指していることについて「安全保障法制をつくる時に、憲法9条の考え方はきちんと詰めたはずだ。自民党が統一した考え方で国会の憲法審査会に臨まなければ、議論は混乱を呼ぶばかりだ」と述べ、慎重な姿勢を重ねて示しました。