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❒NHK 三重 NEWS WEB/2019年6月22日13時07分…より転載!
観光客への救急対応を想定した講習会が三重県の観光地、伊勢市で開かれました。
講習会は、伊勢市やその周辺の観光地などで警備を担当している警備会社の社員に、観光客への救急対応を速やかに行ってもらおうと開かれ、およそ30人が参加しました。
参加した人たちはまず、心肺蘇生法や、電気ショックで心臓の動きを正常に戻すAEDについて、講師の消防隊員から説明を受けました。
このあと人形を使って実習が行われ、心肺蘇生法では、胸の中心のみぞおちの付近を1分間に100回から120回ほどのペースで押して心臓へのマッサージを実践しました。
またAEDの実習では、音声ガイドに従って、心臓に電流が流れやすいように肩とわき腹にパッドを1枚づつ貼ることなどを慎重に確認していました。
参加した40代の男性は「以前、警備の現場で倒れた人がいたときには救急車を呼ぶことしかできなかった。今後はすぐに対応できるようしっかり学びたい」と話していました。
伊勢市消防本部の平田元彦消防課長は「緊急時に自信を持って対応できるように講習に臨んで欲しい」と話していました。