❐NHK/NEWSWEB:7月31日20時44分…より転載!
15年ぶりに火星が地球に大接近しています。31日は最も近づく日で、南の方角の夜空に明るく輝く赤い火星を見ることができます。
火星と地球は十数年に1回、大接近をしていて、今回はおよそ1か月前から明るく輝く様子が見られ、31日、その距離は5759万キロメートルと最も近づいています。
およそ3億キロ離れていたことし1月と比べると見た目の大きさはおよそ5倍になり、明るさは1等星と比べても数十倍輝いています。
国立天文台によりますと、地球と火星の距離が6000万キロを切る「大接近」は、2003年以来、15年ぶりです。
日本では午後7時前後に南東から昇り、真夜中ごろには南の方角の高い場所、月の右側に明るく輝く赤い火星を見ることができます。そして、明け方には南西の方角に沈みます。
晴れていればビルや街灯など光が多い都市部でも観察ができ、全国各地で観望会が開かれています。
火星が明るく輝く状態はことし9月上旬まで続くということで、国立天文台では「火星の明るさや大きさが日々変化していく様子を観察してほしい」と話しています。
次回の火星大接近は17年後、2035年の9月11日で、今回よりも近い5691万キロまで近づきます。
15年ぶりの「大接近」
地球の1つ外側の惑星、火星は、687日かけて太陽の周りを回っています。
地球と火星はおよそ2年2か月ごとに接近しますが、地球は太陽を中心に円軌道を回っているのに対し、火星はだ円形の軌道を回っているため、接近しても距離が近い時と遠く離れる時があります。
国立天文台によりますと、遠い時は1億キロ余り離れるため「小接近」と言われています。一方、近い時は6000万キロを切り、この場合が「大接近」と呼ばれています。
「大接近」はおよそ15年から17年に1度の頻度で起き、「小接近」に比べ、見た目の大きさは倍となり、明るさも数倍輝いて見えます。
火星はことし9月上旬まで明るく見える時期が続き、国立天文台の縣秀彦准教授は「1等星よりも数十倍明るく、とても目立つ存在として見え、晴れていれば都会でもどこでも観察できます。今回は15年ぶりの大接近で極めて条件のいい接近になっています」と話しています。
各国が観測や探査を強化
地球の1つ外側を回る惑星、火星。
水が流れていた跡や有機物が見つかっていることから、生命が存在する可能性があるとして、各国が観測や探査を強化しています。
現在、火星を回る探査機は6機、火星の地表を移動して調べている探査車は2機あり、さまざまなデータを日々、地上に送ってきています。
このうち、火星で2機の探査車を運用しているNASA=アメリカ航空宇宙局は、2012年に送り込んだ探査車「キュリオシティ」が、先月、かつて湖だったと見られているクレーターから有機物を発見したと発表しました。
また、火星を周回しているヨーロッパ宇宙機関の探査機「マーズ・エクスプレス」は、レーダーを使った分析から、火星の南極にある氷の下に水が液体の状態で存在していることを示すデータを得たと今月発表し、大きな話題を呼んでいます。
日本でも火星探査の計画が進んでいます。フランスと協力して、火星の2つの衛星「フォボス」と「ダイモス」に探査機を着陸させて地表の物質を採取して地球に持ち帰るプランを検討中で、6年後の打ち上げを目指しています。
さらに、将来的には火星に人を送る計画もあります。
NASAは、2030年代前半には新型のロケットで火星に宇宙飛行士を送る計画を発表しているほか、アメリカのベンチャー企業「スペースX」は、6年後に100人ほどが乗れる宇宙船を新型のロケットで打ち上げ、火星に着陸させる計画を打ち出しています。
天体望遠鏡が人気
15年ぶりに火星が地球に大接近しているのに合わせて、天体望遠鏡が人気を集めています。
このうち東京 有楽町にある家電製品などを扱う量販店では、天体望遠鏡のコーナーをフロアの中心に設けています。
今月の売り上げは去年のおよそ3倍ということで、主に2万円から5万円のモデルがよく売れているということです。
販売員の盛亮太さんは「夏休みシーズンなので、自宅で火星を観察したいという家族連れからの問い合わせが多いです。火星は9月上旬までは明るく見えるので、天体望遠鏡を使って楽しんでほしい」と話していました。
❐NHK/東海NEWSWEB:7月28日22時15分…より転載!
強い台風12号は東海地方の一部を暴風域に巻き込みながら勢力を維持したまま西寄りに進んでいて、これから29日未明にかけて東海地方に上陸する見込みです。
気象台は、暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮や土砂災害、低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、強い台風12号は、28日午後10時には、静岡県御前崎市の南南西50キロの海上を1時間に35キロの速さで西へ進んでいるとみられ、これから29日未明にかけて東海地方に上陸する見込みです。
この時間、愛知県や静岡県の一部が台風の暴風域に入っていて、各地の最大瞬間風速は、▼静岡県の石廊崎で午後8時前に41.6メートル▼三重県津市で午後9時に18.6メートルを観測しました。
台風の接近に伴って、これから29日明け方にかけて猛烈な雨が降る所があり、広い範囲で大雨になる見込みです。
1時間に降る雨の量は、いずれも多い所で▼静岡県と三重県で90ミリ▼愛知県で70ミリ▼岐阜県で60ミリと予想されています。
また、29日夕方までの24時間に降る雨の量は多い所で▼静岡県が400ミリ▼三重県が300ミリ▼岐阜県が250ミリ▼愛知県が200ミリと予想されています。
29日明け方にかけて海上を中心に猛烈な風が吹くおそれがあり、予想される最大瞬間風速は、陸上で35メートル、海上で50メートルとなっています。
海上は大しけとなる見込みで、波の高さは愛知県と三重県で7メートルと予想され、潮位が高い時期でもあることから高潮への警戒が必要です。
気象台は、暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
❒本日10:00より議会運営委員会の開催。
終了後、8月9日(木)・10日(金)に開催される臨時議会についての会派打合せ会がありました。
台風12号への警戒が必要な時間帯は、
・小笠原諸島→大雨が27日の夕方にかけて、暴風が27日夜にかけて、高波が27日夜遅くにかけて
・関東甲信と伊豆諸島→大雨と高波が28日土曜日の昼前から29日日曜日の明け方にかけて、暴風が28日昼前から28日の夜遅くにかけて
・東海→大雨が28日昼前から29日夜遅くにかけて、暴風が28日昼前から29日明け方にかけて、高波が28日昼すぎから29日昼にかけ
・近畿→大雨が28日夜遅くから29日夕方にかけて、暴風と高波が28日夜遅くから29日昼にかけて
中国地方→大雨が29日の未明から夜遅くにかけて、暴風と高波が29日の未明から昼にかけて
四国→大雨、暴風、高波がいずれも29日の未明から昼にかけて
九州北部→大雨が29日夜から今月30日の月曜日にかけて、暴風が29日昼から今月30日にかけて
東北→高波が28日の夜のはじめから29日明け方にかけて
これら目安の時間帯で、台風の進路や速度によって変わる可能性もあり、最新の情報を確認してほしいとしている。
❐NHK/NEWSWEB:7月26日18時13分…より転載!
気象庁によりますと、台風12号による大雨や暴風、それに高波に特に警戒が必要な時間帯の目安は以下のとおりです。
【大雨】
大雨は、小笠原諸島が27日昼から夕方にかけて、伊豆諸島が28日・土曜日の朝から夜遅くにかけて、関東甲信が28日の朝から29日・日曜日にかけて、東海が28日昼から29日にかけてです。
【暴風】
暴風は、小笠原諸島が27日朝から夜遅くにかけて、関東甲信と伊豆諸島が28日昼から夜遅くにかけて、東海が28日昼から29日にかけてです。
【高波】
高波は、小笠原諸島が27日朝から夜遅くにかけて、関東と東海、それに伊豆諸島が28日昼から29日にかけてです。
これらの時間帯はあくまでも目安で、今後の台風の進路や速度によって大きく変わる可能性もあり、気象庁は、最新の情報を確認するよう呼びかけています。
❒民音創立55周年記念 三重県文化会館で開催された「ニューヨーク市ヤングピープルズ・コーラス」を鑑賞させていただきました。歌で世界をひとつに、そして感動のハーモニーを聴かせていただきました。日本語の楽曲もあり、涙が溢れそうになりました。
YPC=ニューヨーク市ヤングピープルズ・コーラスは、1988年に天才的な合唱指揮者フランシスコ・J・ヌニェス氏により設立された、ニューヨークが世界に誇る青少年合唱団で、本年、合唱団創立30周年を迎えます。8歳から18歳まで1,700人以上が所属し、人種・宗教・文化や境遇の異なる子どもたちが、合唱を通して学んだ友情と平和の心を、希望の歌声で世界中に広げています。是非、機会があればご鑑賞ください。