#センバツ 三重は競り勝ってベスト8
❐NHK/NEWSWEB:3月31日19時01分…より転載!
センバツ高校野球は31日3回戦が行われ、三重高校は京都の乙訓高校に2対1で競り勝って26年ぶりのベストエイト進出を決めました。
4年ぶり13回目の出場となる三重高校は1回、ヒットのランナーを盗塁で二塁に進めたあと4番の大川翔也選手がタイムリーヒットを打って先制し、同点とされた3回にも2番、浦口輝選手のソロホームランで1点を勝ち越しました。
投げては先発の福田桃也投手が甲子園初登板ながら得意のスライダーとツーシームを低めに集めて乙訓打線に長打を許さず1失点で完投しました。
三重は2対1で乙訓に競り勝って26年ぶりのベストエイト進出です。
決勝点となるホームランを打った浦口輝選手は、「インコースのスライダーにうまく反応して打つことができた。同点に追いつかれた直後だったので、福田投手を助ける意味でもいいバッティングができたと思う。ベンチのチームメイトにハイタッチで出迎えてもらえて甲子園でのホームランは格別だった」とうれしそうに振り返っていました。
そして準々決勝に向けては、「監督には自分たちのスイングをすれば打てると言われているので、次の試合でもしっかりとスイングしたい」と力強く話していました。
先発ピッチャーで1失点で完投した福田桃也投手は「序盤はコントロールに乱れがあったが、3回の浦口選手のホームランで立ち直れ、持ち味である低めのボールで打たせてとるピッチングができた。8回のピンチの場面でも、低めにしっかりと投げられた」と自分のピッチングを振り返っていました。
次の準々決勝に向けては、「ピッチャーはみんな調子がいいので、自分が投げるかはまだ分からないが、きょうのようなピッチングができるようにしっかりと準備したい」と話していました。
小島紳監督は「大事な試合なので、エースの福田投手に先発を任せたが、緊迫した試合展開の中で低めのコースにテンポ良く投げてくれた。バッターでは、浦口
選手のホームランが非常に効果的で、ピッチャーを助けてくれた」と1点差で競り勝った試合を振り返っていました。
次の準々決勝に向けては、「初戦を完封した定本投手やこの試合を完投した福田投手を含めて4人のいいピッチャーがいるのでうまくやりくりしながら一戦必勝でいきたい」と話していました。