# 「こども食堂」の役割知って 千葉で催し
❒NHK/NEWSWEB:1月15日15時11分…より転載!
生活に困窮する子どもたちなどに食事を無料や格安で提供する「こども食堂」の役割を知ってもらい、地域で取り組みを広げてもらおうという催しが千葉市で開かれました。
この催しは、千葉県社会福祉協議会などが開いたもので、会場の千葉市文化センターには、主婦や福祉施設の職員など500人余りが集まりました。
こども食堂は経済的な事情などから十分に食事が取れない子どもや、1人で食事をする機会が多い子どもに、食事を無料や格安で提供する取り組みです。
催しでは、こども食堂の取り組みを広げる活動を行っている団体の代表が講演し、こども食堂は食事の提供だけでなく、子どもが困っていることなどを地域の大人が把握するきっかけにもなっていると伝えました。
このあと、こども食堂を運営している団体の代表者らが参加してパネルディスカッションが行われ、食事の提供に加えて、学習支援を行っていたり、子どもたちが気軽に立ち寄れる雰囲気作りを心がけたりしていることが報告されました。
参加した流山市の51歳の女性は「子どもが成長するうえで、大人と会話をしながら食事することは大切だと思うので、活動に参加してみたい」と話していました。
主催した団体の1つ、「NPO法人ちばこどもおうえんだん」の湯浅美和子理事長は「こども食堂に気軽に関わってもらい、地域全体に取り組みを広げたい」と話していました。