# 自民・公明 野生動物の食材活用推進へ 法律改正案!
❒NHK/NEWSWEB:10月9日5時27分…より転載!
野生動物による農業被害の減少につなげようと、自民・公明両党は、捕獲した野生動物を食材として活用する取り組みを推進するとともに、その取り組みの支援を国や地方自治体に求めることを明記した法律の改正案をまとめました。
農林水産省によりますと、野生動物による農業被害は、全体の7割がシカ、イノシシ、サルによるものだということで、被害を防ぐための法律が施行された平成20年以降も、被害額は毎年200億円前後で推移しています。こうした中、自民・公明両党は被害の減少につなげようと、法律の改正案をまとめ、捕獲されたあと埋めたり焼却したりされているシカやイノシシを中心に、食材として活用する取り組みを推進することを明記しました。また、国や地方自治体に対し、食肉などに加工する施設の整備や流通経路の確保などを支援し、衛生や品質を確保するための情報提供などを行うよう求めています。自民・公明両党は野党側にも協力を呼びかけ、議員立法として今の国会に提出し、早期の成立を目指すことにしています。