❒聖教新聞:2016年4月7日(木)付…より転載!

 大学で学生生活を謳(おう)歌(か)したいと夢を描(えが)きつつも、不安を抱(かか)える一人の高校生がいた。彼は病(やまい)の影響で片手しか自由に動かせず、靴(くつ)ひもが結(むす)べない▼そこで彼は、世界的スポーツ用品企業に手紙を書いた。「一人で洋服を着ることはできますが、今でも親にシューズの紐(ひも)を締(し)めてもらわなくてはなりません。自分で自分のことを全(すべ)てできるようになりたい……」(「ナイキ・ジャパン」プレスリリース)。受け取った関係者は3年を費(つい)やし、彼の夢をかなえる靴を開発し、商品化した▼「一人」のために尽力(じんりょく)した結果、その一人だけでなく、多くの人に喜びを届(とど)けられることがある。以前、教員の友から聞いた、こんな話を思い出した▼利(き)き腕(うで)を骨折(こっせつ)した生徒のために、授業中、クラスメートが順番に、彼のノートも取ることになった。彼が復習(ふくしゅう)しやすいよう、皆が書き方を工夫した。その結果、クラス全体の学力が向上。その後、腕が治(なお)った彼は全員にお礼の手紙を送り、とても仲の良いクラスになったという▼「皆のために」と漠然(ばくぜん)と言っているうちは、事(じ)態(たい)は動かないものである。具体的な「一人」のために、心を砕(くだ)き、行動することから、組織が、地域が、ひいては世界が変わり始める。「一は万が母」(御書498ページ)である。(代)

 

 

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