☆「ブルースの王様」B・B・キングさん死去!
◇NHKNEWSWEB:5月15日 18時55分…より転載!
「ブルースの王様」とも言われたアメリカのギタリストのB・B・キングさんがラスベガスの自宅で亡くなりました。89歳でした。
B・B・キングさんは1925年にアメリカ南部ミシシッピ州の農家に生まれました。
20代のラジオ番組への出演をきっかけに人気に火がつき、1951年の「スリー・オクロック・ブルース」がヒットしたことで一躍スターとなりました。
その後もヒット曲を連発し、アメリカの音楽界に大きな功績を残したとして80年代には「ブルースの殿堂」と「ロックの殿堂」入りを果たしています。
B・B・キングさんは50年以上にわたり、ブルース界の第一線で活躍してきましたが、長年、糖尿病を患っていました。
先月体調を崩して入院しラスベガスの自宅で療養していましたが、14日亡くなりました。
.【日本のミュージシャンにも影響】
B・B・キングさんは1971年以降、これまで何度も来日して公演を開き、ファンを魅了してきました。
また、国内でも数々のレコードやCDが発売され、このうち、レコード会社の「ユニバーサル ミュージック」からは、およそ40のアルバムが発売されてきたということです。
さらに、B・B・キングさんは日本のミュージシャンにも影響を与えました。
このうち、「おどるポンポコリン」で知られる「B.B.クィーンズ」のメンバーで、ブルースシンガーの近藤房之助さんも影響受けたアーティストの1人です。
B・B・キングさんの来日コンサートでは前座を務め、会場を盛り上げたということです。
一方、ことし3月、NHKでは生誕90年目を記念して、B・B・キングさんの歴史や名曲を振り返るラジオ番組を放送しました。
ファンが好きな曲や思い出に残っている演奏についてホームページで募集したところ、「来日したときのライブでピックをもらいました」とか、「B・B・キングを聞くと青春の思い出がよみがえってきます」などの熱いメッセージが数多く寄せられました。