11月23日 18時06分 NHKNEWSwebより…転載!
22日夜に震度6弱の激しい揺れを観測する地震があった長野県北部では、その後も余震が相次いでいます。気象庁は、今後1週間ほどは強い揺れを伴う余震に警戒するとともに、雨による土砂災害などにも十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、22日午後10時すぎに起きた長野県北部を震源とするマグニチュード6.7の地震では、長野県の長野市と小谷村、小川村で震度6弱の激しい揺れを観測したほか、長野県白馬村と信濃町で震度5強を観測しました。
また長野県の中野市と大町市、飯綱町、新潟県の糸魚川市と妙高市で震度5弱の揺れを観測し、長野県の筑北村でも震度5弱の揺れだったと推定されています。
長野県北部ではその後も余震が相次ぎ、このうち22日午後10時37分ごろの地震で小谷村で震度5弱の揺れを観測したほか、23日の午後になっても震度3から1の揺れを伴う地震が繰り返し観測されています。
気象庁は、揺れが強かった地域について、22日夜の地震で地盤が緩み、ふだんより土砂災害の危険性が高くなっているとして、大雨警報や土砂災害警戒情報の基準を引き下げました。
長野県北部は24日の夜遅くからところによって雨が降ると予想され、気象庁は「今後1週間ほどは震度5強程度の強い揺れを伴う余震が起きるおそれがあり、揺れの強かった地域では建物の倒壊や土砂災害などに警戒してほしい。また地盤が緩んでいるため今後の気象情報にも注意してほしい」と呼びかけています。