2014年10月26日付聖教新聞より…転載!

介護を受けたり寝たきりにならず、自立して健康に生活できる期間を「健康寿命」と呼ぶ。厚生労働省の発表(今月1日)によれば、日本人の健康寿命は男性71・19歳、女性74・21歳だったという(2013年)。世界一となった前回調査(10年)を上回る結果だ。

 一方、健康寿命と平均寿命の差は男性9・02年、女性12・4年。前回に比べて縮小したものの、依然として大きい。「不健康な期間」ともいわれる、この差を縮め、健康寿命を延ばすには、生活習慣病や関連疾病を防ぐことが大切だ。それらは死因の約6割を占め、発症したり重症化すれば日常生活に支障をきたすからだ。

 ところが、睡眠の乱れや食生活の欧米化、運動不足などを背景に、脂質異常や高血糖などの若年化が進んでいる。主に30代に顕著だ。「毎日、プラス1皿の野菜を摂取する」「フロアを1階分昇る時には、階段を使用する」など、生活習慣の改善に取り組むことが求められよう。

 体の健康とともに、心の健康を維持することにも努めたい。それには、人生の目的を明確にし、日々の生きがいをもち続けることが重要といえる。

 「健康長寿県」として注目される長野では、老人医療費が低く、平均寿命は10年時点で男女とも日本一になった。阿部守一・同県知事は、その理由の一つとして、同県の総農家数が全国トップで、高齢者の就業率が高いことを挙げる。「種を撒き、育て、収穫する喜び」が、生きがいにつながっているという(『長野県の長寿力』ワニブックス刊)。

 また、大阪市に住む80代の女性学会員は今も、日々快活に、友を励まし続ける。その若々しさと仏法への強き確信に触れ、多くの友が奮い立った。その中の一人は今年、3人の友に弘教を実らせ、地域広布の推進力として活躍している。

 創価学会の同志は、広宣流布という深き使命への自覚に立ち、友を励ます日々の行動に、生きがいを感じているのだ。

 池田名誉会長はかつて、「長寿にして衆生を度せん」との法華経分別功徳品の一節を通しつつ、語った。

 「妙法によって、自分のためだけではなく、自らの経験や智慧を生かして、存分に人々に尽くしていく、励ましていく――そのために、長生きしようという菩薩の生き方こそが大切なのです」(『「生老病死と人生」を語る』)

 自他共の幸福を実現するために、賢明な生活を心掛けたい。

 

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