知恵は現場にあり、力は市民にある。

皆様の声が、皆様のお力添えで、またひとつ実を結びました。

2期目の「一歩前進!」

2014

★ 障がい児【放課後等デイサービス事業】の利用日数制限を緩和!!
   通学に必要な日数が利用可能に!!

学校通学中の障がい児が放課後や長期休暇中に生活能力の訓練を受け、また、その居場所となるのが、障がい児【放課後等デイサービス事業】。学校から家までの送迎も利用できます。

松山市では平成24年度から、障害のある児童の【放課後等デイサービス事業】が10日まで利用可能となりましたが、それは通学日数の半分でしかなく、仕事がある保護者の方からは

通学日数分の支援が利用可能となれば非常に助かる。

といったご意見がありました。

すでに周辺市町では【放課後デイ】の利用日数を20日とするなど、通学に関して幅広い支援が行われていました。中核市である本市の【放課後デイ】の利用希望は周辺市町に比べて当然、多いと思われました。

そこでよしとみは、このことについて障害福祉課と折衝。

続いて、平成24年12月定例会市民福祉員会で質疑。

そして、平成25年3月定例会で「障がいのある児童の通学に関する支援について」と題して一般質問しました。

1点目に、障害のある児童の通学に関する支援について、現状をお示しください。

2点目に、【放課後等デイサービス事業】の利用日数は通学日数分、つまり20日とすべきではないのか。そうした場合の課題は何か、お示しください。

また、障害のある児童の通学に関する支援について、今後の展望をお示しください。

平成26年4月より、【障がい児タイムケア事業】が廃止され、代わって【放課後等デイサービス事業】の利用日数の制限が緩和され、通学に必要な日数が利用可能になりました。

▽ ▽

★ 郷土の偉人・盲目の社会活動家 森盲天外を顕彰!!
   特集展示「森盲天外-生誕150周年-」が開催!!

<特別展示の内容>

1.森盲天外の俳句や書の展示

  • 平成26年9月27日(土)~平成27年3月27日(金)
  • 子規記念博物館常設展示室3階/特集コーナー

2.森盲天外の生涯を紹介するパネル展示

  • 平成26年9月27日(土)~10月12日(日)
  • 子規記念博物館1階ロビー

※パネル展示は希望により、市内小中学校や公共施設等への貸出巡回展示を予定

 貸出期間は平成26年10月14日(火)~平成27年3月27日(金)

学芸員の上田さんから、改めて展示内容の説明を受けました。

今年平成26年は、森盲天外が誕生してから150年という節目の年になります。

森盲天外は元治元(1864) 年、現在の松山市余戸に生まれました。愛媛県北予変則中学校(松出中学校)で民権派の校長・草間時福の教えを受け、上京して中村敬宇の同人社に学びます。帰郷後は予讃新報の刊行や県会議員を務めるなど、多方面で活躍しました。

しかし、盲天外は明治27年から眼に異常を感じ、2 年後には両眼とも失明します。三度にわたり自殺を企てた盲天外でしたが、一粒の米が人間の肉体や精神にまで進化を及ぼすことを悟り、世のために自分の身を役立てようと決心します。

明治31年、盲天外は余土村の村長に就任。青少年教育や農地改革などを柱とする「余土村是」を作成し、全国的に高い評価を受けました。また盲唖学校設立に関与し、後年には道後に「天心園」を創設して青年たちの教育や相談に応ずるなど、生涯にわたって社会教化に力を尽くしました。

盲天外ははじめ孤鶴と号して句作し、明治24年には俳誌「はせを影」を刊行します。同誌には、当時学生であった子規も寄稿しました。さらには松山の子規派俳句結社「松風会」に参加し、子規から句作指導を受けます。また、農学者の新渡戸稲造とも親交があり、昭和7 年には新渡戸を松山に招いています。

著に『一粒米』,他

(以上、学芸員の説明要旨)

森盲天外を顕彰することについては、「一粒米の会」今岡さんが一貫して尽力されています。初めてのご相談は4年前の平成22年10月。今岡さんは喫茶店にたくさんの資料を持ち込まれ、

行政や関係者の協力がなかなか得られない。松山市は郷土の偉人・盲天外をもっと顕彰すべきではないのか。それが、文化じゃないですか

と訴えられました。

行政が特定の個人を顕彰するときの妥当性や市民の意識や取り組みなど、よしとみ自身もよく検証する必要があり、何より、史実を知る必要を感じました。

そして、知るほどに、盲天外の革新性・先進性、人間の可能性を実証する足跡に感嘆。盲天外は新渡戸稲造博士とも親交が深く、昭和7年2月、新渡戸氏は盲天外に招かれ来松しています。しかし、ここ松山での発言が軍部の強い反発を受け、それが新渡戸氏渡米の原因ともなったようです(松山事件) 。

こうした史実を踏まえ、今岡さんの情熱に後押しされて、よしとみは平成24年9月定例会で一般質問しました。

「松山事件」、歴史的にも大きな意味があると思われます。そこで、「松山事件」から80周年のこの機会に、例えば子規記念館等に記念碑や看板を設置、展示・紹介するなど、ご当地からも何らかの発信をすべきだと思いますが、お考えをお示しください。

2点目に、郷土の偉人 森盲天外についての本市の認識はどうか。また、その足跡をゆかりの地で顕彰してはどうかと考えますが、ご所見をお示しください。

このたび、道後温泉駅前・商店街入口の放生園にある盲天さんの句碑には、かねてから要望していた説明の版が設置されました!! 

▽ ▽

★ 危険ドラッグ(脱法ドラッグ)対策が一歩前進!!
   「危険ドラッグ」相談窓口が設置!!

○KP150207危険D対策

平成26年7月24日、松山市保健所内に「危険ドラッグ」に関する身近な相談窓口が設置されました。

危険ドラッグ相談窓口

「危険ドラッグ」相談窓口

月曜日~金曜日 8:30~17:15 ※祝日・年末年始を除く

松山市保健所/医事薬事課 松山市萱町六丁目30番地5

☎ 089-911-1805 FAX 089-923-6618

危険ドラッグによる健康被害や重大事故が大きな社会問題となっています。

指定薬物の成分を一部変え、植物片に混ぜたいわゆる「脱法ハーブ」。平成25年3月、厚生労働省は「脱法ハーブ」を含めた「危険ドラッグ」(脱法ドラッグ)対策として「包括指定」を導入。成分構造が似た物質を一括で指定薬物として規制し、その結果、平成24年4月に68種類だった指定薬物は1300種類以上になりました。そして、平成26年4月には改正薬事法が施行され、指定薬物については覚せい剤や大麻と同様、単純所持が禁止されました。しかし、そのような中、平成26年9月には危険ドラッグ所持で、11月には危険ドラッグ販売で、本市松山市でも逮捕者が出ました。 危険ドラッグ防止 よしとみは松山市平成24年9月定例会で「脱法ハーブ」対策について一般質問。

本市における脱法ハーブの流通・利用などの現状はどうなっているか。また、その対策についてはどうなっているか。

特に青少年や若者の乱用を防ぐため、薬物教育の徹底を含む未然防止策については、どのようにお考えか。

そして、平成26年12月の松山市定例会一般質問では公明党の清水尚美議員が、危険ドラッグに関する相談や救急搬送の状況をただし、販売の取り締まりや若年層への未然防止など、危険ドラッグ対策の一層の強化を求めました。

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★ オリジナルアニメーション「マッツとヤンマとモブリさん」が好評!!

松山の魅力を全国に発信するため制作した松山発オリジナルアニメーション「マッツとヤンマとモブリさん」。特設サイトや動画投稿サイト「YouTube」でご覧いただけます。

マッツとヤンマとモブリさん

平成25年10月2日の公開以来好評を博し、平成26年10月23日には第二弾が公開されました。どちらも、自治体広報のアニメとしては10万回を超える異例の再生回数。

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第2弾は忽那諸島を舞台とした約13分半の冒険活劇。今回も松山市出身やゆかりのある声優の方々が声優を務めています。

  • 白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS)・・・本人役
  • 渡辺美佐…マッツ役
  • 河内麻友子…ヤンマ役
  • 水樹奈々…モブリ役
  • 石住昭彦…悪役A役
  • 玉置祐也…悪役B役
  • ひめキュンフルーツ缶…本人役
  • nanoCUNE・・・本人役
  • 友近…本人役

松山市平成24年9月定例会。よしとみは本市の文化芸術振興について、注目を集める日本のサブカルチャーを通して一般質問。

日本のアニメやゲーム、ファッションも、今や海外の若者から高い関心を集めています。世界の文化産業全体の市場は拡大し、その規模は2020年時点で900兆円以上に上ると推計されています。「クール・ジャパン(かっこいい日本)」「クール・マツヤマ(かっこいい松山)」を押し出すことは、経済の活路を開くことにもなります。そこで、本市の文化芸術振興については、どのようにしていくのか。

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2015

★ 【道後オンセナート2014】に続き、【道後アート2015】が開幕!!

道後アート2015 【蜷川実花×道後温泉 道後アート2015】公式ホームページはこちらから☝

昨年・平成26年に開催されたアートフェスティバル【道後オンセナート2014】に続く、道後を舞台にしたアートフェスティバル。今回は、蜷川実花さんをメインアーティストに迎え、10か月の会期中3弾にわたって、様々なアートが展開されます。平成27年5月1日から平成28年2月29日まで。

開幕初日の5/1はGWの中日ともあって、たくさんの人だかり、盛況でした。

道後アート2015②

道後アート2015③

道後アート2015④

道後アート2015⑤

道後アート2015⑥

よしとみは、アートを通じたまちづくり、「まち全体がアートになる、アートの祭典」を一貫して提唱、応援しています。松山市平成26年9月定例会では、以下の項目で一般質問していました。

「道後オンセナート2014」の波及効果、特に地域経済への波及効果はどうか。

また、今後の方向性、特に、ご当地アーティストの表現の場としてはどのようにしていくのか。

そして、今後の開催周期はどのようにしていくのか。

各地の芸術祭は2~3年おきとなっていて、周期的・期間限定であるがゆえに、希少性・話題性が保たれているようです。オンセナートも常時開催とはせず、一定の周期で開催する方向になったのかと。そして、オンセナートの合間には、【道後アート】。

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★ 認知症サポーターを普及!!
   毎年2,000人以上が受講。サポーター数は18,022人に!

認知症サポーター養成講座推移

2025年、その時、よしとみは55才。「団塊の世代」の先輩方が後期高齢者となり、75才以上の高齢者は2000万人を超えると見込まれています。

「認知症サポーター100万人キャラバン」は、認知症の人と家族への応援者である認知症サポーターを全国で100万人養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指す取り組みで、平成26年6月には500万人を突破しました。

オレンジリング

平成27年 7月の夜。よしとみは認知症サポーター養成講座を開催。

介護の資格がなくても、福祉の資格がなくても、認知症の特徴を学び、一市民として、まちでさりげなく見守り支える認知症サポーター。この日、受講の証=オレンジリングを腕に着けた80人の市民サポーターが新たに誕生しました。

ご講義くださいました地域包括支援センター小野・久米地区には大変お世話になりました。また、雨の中をご参集くださいました市民の皆様には、大変にありがとうございました。

よしとみは平成22年6月と平成26年9月定例会で、認知症サポーターの養成・普及や見守りのネットワークづくりについて一般質問。いっそうの取り組みを求めていました。究極は、認知症になっても安心して「徘徊」できるまちづくり……

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★ 放課後児童クラブが拡充!!
   平成
21年 45クラブ2,840
   ⇒ 平成27年(10月現在) 83クラブ4,099

放課後児童クラブ推移

放課後の短い時間は児童にとって楽しみな、大切な時間。そんな、大切な時間を過ごす場所の一つに放課後児童クラブがあります。

松山市でも財政面では大変な中、児童クラブは少しずつ拡充されてきました。利用対象については当初小学3年生まででしたが、今年平成27年度からは6年生にまで拡充されました。

南部児童C②

社会性が身についていく4年生から6年生こそが大事。

 

放課後児童クラブは、子どもも預ける親も安心できる場所であってほしい。

保護者や関係者からのご要望を受け、よしとみは放課後児童クラブの拡充を粘り強く推進してきました。今後は子ども・子育て支援制度に基づいて、いっそう適正で丁寧な処遇が提供されるよう、見守り続けたいと思います。

児童クラブ

放課後児童クラブの対象学年の拡充については、どのようにお考えでしょうか。

(平成22年6月定例会 一般質問)

 

放課後児童クラブの整備については、設備及び運営、人員に関する基準を早急に見直すべきではないのか。

また、「児童も預ける親も安心できる場所」であるために、アンケート調査を実施すべきではないのか。

また、苦情解決の仕組みを整えるべきではないのか。

(平成24年9月定例会 一般質問)

 

三津浜の地域交流センターについて、児童クラブを併設することとなった経緯は。

また、放課後健全育成はソフト面(かかわり)の質が大事だが、ハード面(建物・空間)も大事。今後、併設・新設の児童クラブの一つのモデルになるかと思うが、新設・併設しての利点・欠点は。

(平成24年10月 平成23年度決算特別委員会/市民福祉分科会審査)

 

放課後児童クラブについては子育て関連法で児童福祉法が改正されて、放課後健全育成における役割が一層強化・拡充されるとともに、運営等の基準がより厳格となっている。対象年齢については「おおむね十歳未満」が削除されて「小学校に就学している児童」と6年生まで拡充され、「設備及び運営について、条例で基準を定めなければならない」「その基準は、児童の身体的、精神的及び社会的な発達のために必要な水準を確保するものでなければならない」と定められ、「従事する者及びその員数については厚生労働省令で定める基準に従い定める」となった。また、市長の監督等の責任も明記されている。

子ども・子育て支援事業計画の策定にあたってはこのことを踏まえ、設備や運営の基準、人員要件等についての議論がしっかりなされているのか。

(平成26年3月定例会/市民福祉委員会審査/平成26年度松山市一般会計・特別会計予算について)

▽ ▽

★ ShakeOut が実施されます!!

シェイクアウトえひめ

【えひめ防災週間】(12月17日~23日)に併せ、「シェイクアウトえひめ(県民総ぐるみ地震防災訓練)」が実施されます。

シェイクアウト(ShakeOut)とは「揺れに備えろ!」という安全行動の標語ですが、地震発生時の安全確保行動の確認や防災意識の向上を図るため、県下で一斉に行う市民参加型の防災訓練です。松山市も参加予定。市民の皆様の積極的な参加を呼びかけています。

内容は安全確保行動を約1分間行うもので、誰でも、どこでも参加することができます。

よしとみは平成24年9月定例会で、市民の命を守る取り組みについて一般質問し、市民参加型の一斉震災訓練「シェイクアウト」の実施について提案しました。

実施後アンケートによる効果測定でも、「シェイクアウト」は防災意識の啓発に有効性が認められるようです。本市においても市民参加型の一斉震災訓練「シェイクアウト」を実施すべきと考えますが、ご所見をお示しください。

ぜひ、事前登録の上、ご参加ください。

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★ マツヤマン、活動中!!

マツヤマン

マツヤマン。平成26年7月に活動を開始した、松山市を中心に活動するローカルヒーロー。

中の人は、アルバイトもしながら、営業から段取りから出演まで、基本的にはお一人で頑張っていらっしゃいます。誰に求められるわけでもなく、自発的に、ご当地・松山を宣伝してくださっている、まさに奇特な人、いや、ヒーローなのです。

「ゆるキャラにはない、ご当地ヒーローにしか出来ない地域貢献をしていきたい」と抱負を語ってくださいました。

マツヤマン②

よしとみは平成24年9月の市議会本会議の一般質問において、

名前や必殺技、キャラ設定に強烈な地域性を持ち、熱い郷土愛が込められたカッコいいご当地ヒーロー。本市でもご当地ヒーロー『マツヤマン』を誕生させ、シンボルにしてはどうか。

と提案していました。同じようなことを考え、しかも、実行されている方がいることを知り、大変嬉しく、また、有難く思いました。

応援してます、マツヤマン!

マツヤマン スタンプマツヤマン公式ウェブサイトへはこちらから☝

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★ 第一次産業における多様な担い手の参入と育成を推進!!

よしとみが26・27年度の委員長を務める産業経済委員会では、「第一次産業における多様な担い手の参入と育成について」約1年半にわたって閉会中の調査・研究を行い、平成27年11月には委員会の総意として提言を行いました。

農林水産担い手

松山市議会HP
 産業経済委員会「第一次産業における多様な担い手の参入と育成について」☝

「第一次産業における多様な担い手の参入と育成について」進捗管理☝

▽ ▽

★ まつやまソーシャルビジネス支援ネットワークが創設されました!!

ソーシャルビジネス=社会的企業とは、地域・社会の課題をビジネスの手法で解決しようとするもの。行政の手が届きにくい、いわゆる狭間の課題に対応する取り組みとして、また、起業の新しいモデルとして近年注目が集まっています。

昨年平成27年11月30日には、まつやまソーシャルビジネス支援ネットワークが始動。松山市が設置するまつやまNPOサポートセンター、民間の支援組織であるえひめリソースセンター、政策金融機関である日本政策金融公庫松山支店の3者が連携し、ソーシャルビジネスに特化した支援を行います。3月1日現在の支援実績は3件です。

サポセン

よしとみはソーシャルビジネスの可能性に着目し、議会質問や委員会で積極的に取り上げ、推進してきました。

 (以下、平成23年12月定例会 一般質問より)

4.支えあう社会の構築について

(2)共助の新しい担い手であるソーシャルビジネスの育成について

①本市におけるソーシャルビジネスの状況はどのようになっているのか。

②ソーシャルビジネスのための中間支援機能について、どのように考えるのか。

③社会的信用を高め、活動を支援するための「ソーシャルビジネス認証制度」や経営を支援する「ソーシャルビジネス育成助成制度」を市独自で創設することについて

 (以下、平成25年12月定例会、市民福祉委員会委員長報告より)

当委員会において、閉会中に継続して調査研究を行って参りました「これからの『支えあい』の構築」について、調査研究を終了しましたので、その概要の御報告を申し上げます。

(中略)

「社会的企業(ソーシャルビジネス)との協働、育成・支援」についてであります。

(中略)

一つは、本市における、ソーシャルビジネスの実態を把握し理解を深め、行政との協働のあり方を調査研究すること。

二つは、ソーシャルビジネスの多様な可能性を理解し、部署横断的な連携による推進体制を検討すること。

以上を、「ソーシャルビジネスとの協働、育成・支援」として提言いたします。

 (以下、平成28年3月定例会 代表質問より)

7.保健福祉施策について

(2)社会的企業(ソーシャルビジネス)との協働、育成・支援について

①「まつやまソーシャルビジネス支援ネットワーク」の特徴や業務内容、支援実績について問う。

②活動支援のために、ソーシャルビジネスに関する本市独自の認証制度を設けてはどうか。

▽ ▼

2016

★ 看護師を目指す方へ、学校・奨学金などの情報を松山市ホームページで紹介!!

松山市HP「看護師を目指す方へ(学校・奨学金などの情報)」

医療・介護、保育における人材確保が急務となっていますが、そのような中、次のようなご相談を受けました。

・ひとり親家庭。

・5年一貫の高校看護科に学んでいて、将来は看護師になりたい。

・最初の3年間は県の給付型奨学金を受給できるが、その後の2年間は県の奨学金も学生支援機構の奨学金も受給することができない。

・病院の看護科や専門学校へ進学すれば奨学金が利用できるかもしれないが、他校への転学は難しい。

・どこに相談したらいいのか。

そこで早速、看護協会に問い合わせたところ、「病院奨学金制度」などの案内がありました。「病院奨学金制度」とは看護師養成のために各病院が実施する給付型奨学金で、資格取得後は奨学金の給付に相当する期間、制度活用した病院に勤めるというものです。しかし、肝心の、どこの病院で制度を実施しているのか、協会からの案内はありませんでした。

経済的な悩みや資金繰り、適正な進路など、看護師をめざす方には特有の悩みというものがあります。情報提供や相談対応など、細やかな対応が必要であると気付かされました。そうした状況を踏まえ、よしとみは平成28年3月定例会で「人が生きる、地方創生。多様な人材の活用について」と題し、「看護における若い人材の確保について」代表質問しました。

看護における若い人材を確保するために、そして何より、看護を志す若い方たちの進路を助けるためにも、「病院奨学金制度 採用病院一覧」やデータベースを作成・公表し、市民に開かれた「(仮称)看護進路相談窓口」を設置するお考えはないか。

そして、平成28年秋より、市のホームページに関連情報が掲載されました。

▽ ▽

★ 県で初の自転車専用道が中央山越線に開通!!

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自転車は軽車両であり、車道を通行しなければいけません。しかし、現状は歩道を通行している自転車も多く、移動に困難を伴う方から、

自転車が歩道を走っていて危ない。規制や対策はどうなっているのか?

条例化を考えたほうがいい。人にやさしいまちづくりにとって一番大事なこと

とのご意見をいただいておりました。

ご指摘を踏まえ、よしとみは平成23年12月定例会一般質問において、「1.自転車の交通安全施策について」「(1)安全な自転車通行のためのルールづくりについて」と題し、歩行者の道、自転車の道、車の道の明確化とルールづくり、自転車道などの整備について質疑・提案をしていました。

▽ ▽

★「まつやま内水ハザードマップ」を全戸配布!!

内水ハザードマップ(表紙)

松山市では大雨による被害の軽減を目的に、平成22年度から平成27年度にかけて内水ハザードマップを作成・公表してきましたが、このたび、冊子「まつやま内水ハザードマップ」を作成し、平成29年2月から3月にかけて市内全戸配布をしました。

毎年、梅雨の時期は浸水被害が心配になります。松山市でも近年は集中豪雨による浸水被害が発生し、よしとみも連絡を受けてしばしば現場に向かいました。このように全国各地で豪雨が多発していることに伴い、平成27年5月には浸水被害対策をハード、ソフトの両面から推進する「改正水防法」などの関連法が成立しました。

豪雨による浸水被害には川の水が堤防を越える「洪水」と、下水道や側溝が雨水を排水しきれずにあふれる「内水氾濫」があります。しかし、これまでの水防法には内水氾濫に関して定めがありませんでした。改正法では県や市に内水被害の恐れがある「浸水想定区域」の指定を義務付け、河川氾濫などと同様の浸水対策を促しています。

こうした状況を受けて、よしとみは平成27年6月定例会で松山市の治水について一般質問しました。

1.本市の治水について

(1)浸水被害対策について

①河川・水路など、本市の水の流れの全体像はどのようなものか。

また、浸水被害の発生状況や地域はどうなっているか。

そして、本市の浸水被害対策のポイントは何か。

②今補正予算案に計上している傍示川護岸工事の完了により、周辺地域の浸水被害はどの程度軽減されるのか。

また、平成22年の集中豪雨以来、本市の浸水被害対策はどこまで進展したのか。残る課題は何か。

(2)水防法改正に伴う浸水被害対策の強化について

①水防法の改正に伴い、内水氾濫も含めた「浸水想定区域」はどのように拡大するのか。

②水防法の改正を受け、浸水被害対策の強化に本市はどのように取り組むのか。

③いざ、緊急の時、市民はどのように対応したら良いのか。

また、緊急時の連絡先などはどうなるか。

▽ ▽

★ 平成27年度から「薬物乱用防止教室」が開催!!

ダメ。ゼッタイ。

危険ドラッグによる健康被害や重大事故が大きな社会問題となる中、松山市では平成27年度から「薬物乱用防止教室」が始まりました。

この教室では警察職員や医師等を講師に、身体と脳の関係、一般的な薬の使用方法、酒・タバコについて、そして、危険な薬物の誘惑とその断り方を学びます。昨年度・平成28年度は小学校では55校中42校、中学校ではすべての学校が取り組んでいます。

よしとみは松山市平成24年9月定例会で「脱法ハーブ」対策について一般質問。特に青少年や若者の乱用を防ぐため、薬物教育の徹底を含む未然防止策についてはどうするのか質していました。

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2017

★ 3010運動など、食品ロスの削減を推進!!

広報まつやま平成29年6月1日号に、松山市の食品ロス削減と3010運動の取り組みが掲載されていました。

170601広報まつやま 3010運動

松山市は平成18~26年度まで9年連続で1人1日あたりのごみ排出量が最少でした。再び、ごみ排出量最少・日本一をめざして、市は3010運動と食品ロス削減に取り組みます。

  • 3010運動とは=最初の30分と最後の10分は自席で料理を食べましょうという取り組み

よしとみは平成28年3月定例会で

長野県松本市は宴会の食べ残しを減らすため、乾杯後の30分と終了前の10分は自席で食事を楽しむという「30・10運動」を進めているそうです。

と紹介しながら、「6.食の安全と食品ロスの削減について」と題して一般質問していました。

(2)フードバンクへの支援について

 食品ロスの軽減と生活困窮者などへの支援のために、フードバンクの取り組みを積極的に後押しすべきではないのか。

(3)賞味・消費期限が近づいた災害用備蓄食料などのフードバンクへの支給について

(4)食品ロス削減に向けた取り組みについて

①本市では食品ロスの現状をどのように認識しているのか。

②本市としても、食品ロスの削減に向けた取り組みを行うべきではないのか。

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