令和7年3月11日、松山市議会3月定例会中の環境企業委員会審査で質疑をしました。
以下、よしとみの質疑内容です( ..)φ
(環境部関係)
令和7年度松山市一般会計予算第1条第2項第1表中 歳出
4款-1項-7目 環境政策費 147P
【ゼロカーボンシティ松山推進事業】480,239千円(環境モデル都市推進課)
カーボンニュートラルの実現に向け、令和7年度は、国の交付金を活用し、市が所有する未利用地に太陽光発電設備を設置し、離れた場所にある市有施設へ再エネ電力を供給するほか、太陽光発電設備と蓄電池の同時設置やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に対する補助を拡充し、脱炭素化の取組を一層加速させる。また、「まつやま環境フェア」の開催や、各種イベントでの啓発を通じて市民のライフスタイルの転換を促す。
①オフサイトPPAについて、会派としても令和7年度の政策提言の中で「PPA方式の導入など」を要望してきたので、新たな取組に期待したいが、事業内容はどうなっているのか。
②太陽光発電設備の設置場所はどこを想定しているのか。
③発電量はどのくらいか。
④受益者として負担する電力料金は通常と比べてどうなのか。
⑤令和7年度当初予算では、南クリーンセンターのごみの焼却熱による電力を市有施設に供給するなど脱炭素の取組がいくつかあるが、省エネ・再エネ利用による本市のCO2削減の総量、成果はどうなっているのか。また、それを市民に分かりやすく公表することも大事だと思うが、どうか。
4-3-3 減量対策費 159P
【家庭系ごみ減量・リサイクル事業】10,065千円(清掃課)
①伊予市ではゴミ袋に処理コストを明記することでゴミの排出削減に成功していて、こうした取組も参考になると思うが、ゴミ排出削減に向けた取組についてはどうするのか
4-3-4 塵芥収集費 160P
【プラスチック等リサイクル事業】[製品プラスチック再商品化分]500千円(清掃課)
リサイクル率の向上などを目的として、製品プラスチックのリサイクルに取り組む。令和7年度は、実証事業で抽出したリサイクル処理過程の課題を解決するとともに、分別方法の変更などを効果的に周知啓発するための準備を進める。
①実証実験を経て抽出された課題は何か。
②本格実施の実施時期の見込みはいつごろか。
(公営企業局関係)
令和7年度松山市下水道事業会計予算
【水洗便所改造資金の貸付】
①くみ取り便所や浄化槽を廃止して公共下水道へ接続工事を行う場合、無利息で改造資金を貸付するもので、貸付金額は1戸につき40万円以内。利用状況はどうなっているか。
②貸付の要件として、松山市民の連帯保証人1名がいることとなっている。そのため、県外からの本市への移住者がこの貸付を利用しようとしたが、利用できなかった事例があった。なぜ、連帯保証人が本市市民である必要があるのか。
③資力のあるないと市民であるかないかは関係性がないと思うが、どうか。
④債権管理においては本市市民の方が管理しやすいことも考えられるが、利用状況に鑑みて要件緩和を図っても良いのではないか。
【管渠改良事業(耐震化)(下水)】236,691千円 公営企業局
「松山市下水道総合地震対策計画」に基づき、管渠を耐震化し、震災時の被害防止や軽減につなげる。また、「第4次松山市下水道整備基本構想」で計画した市立の小学校と中学校へ災害用マンホールトイレの整備を進め、快適なトイレ環境を確保する。
【管渠改良事業(ストックマネジメント)(下水)】350,477千円 公営企業局
計画的に管渠の長寿命化工事を進め、改築費用の平準化やライフサイクルコストの低減に取り組む。
①本会議で上下水道菅の管理について質問があり、点検結果は異常がない旨の答弁だった。ところで、地中の下水管の状態をどのような方法で把握しているのか。視認に拠るのか、触診に拠るのか、あるいは診断機器によるのか。