バックナンバー 2020年 9月

昨日午後。総務理財委員会が開催され、9月補正予算案などの上程議案について、本委員会所管分の審査をしました。

200924総務理財委員会

私からの質疑は下記のとおり。

質疑を通じて、さらに一歩でも二歩でも市政が前進することを願って、毎回の委員会には臨みます。

令和2年度松山市一般会計補正予算(第5号)

(歳入)

1622目 総務費国庫補助金 1,757,621千円

①地方創生臨時交付金約17億3000万について、6月補正後の交付金未使用額が20億程度と伺っていた。今議会の承認で交付金を使い切ることになるとのことだが、差し引きすると億単位の未使用額があることになるが、どうか。

②地方創生臨時交付金については、自治体の使い勝手の良さが評価されていると思うが、第3次の臨時交付金の見込みはどうか、市として交付の希望はあるか。

③仮に第3次交付金が配分された場合、本市としてはどのような活用が考えられるか。

 

(歳出)

2112目 企画費 20,735千円

SDGs推進事業】18,385千円

SDGs(持続可能な開発目標)の普及・啓発を行うとともに、産・学・民・官・金が一体となった「松山市SDGs推進協議会」の活動支援等を通じて、持続可能なまちづくりを推進する。

①SDGsの推進体制はどのようなものか。

②約2千万円のうち推進負担金が14,000千円とのことだが、使途は何か。

③今議会にはSDGsスマートアイランドモデル事業が計上されている。得意技・得意分野から取り組むのは啓発のためには良いが、苦手分野についても認識し、目標達成に向けて、どのように克服していくのかを考えることが重要。

そもそもSDGsは17分野・17目標の達成を通じて、「誰一人取り残さない」、持続可能な開発をめざすもの。そこで、大切になってくるのは、まずはSDGs17目標のそれぞれについて、本市の状況分析・現状認識をすることだと考えるが、そうした取り組みはできているのか。

④市ホームページでは、SDGsは市民一人一人が行うことでもあり、「全ての人が参加する」ことを志向していると紹介されている。

市民への啓発を進めるためには、こどもの口に上ること。そのためには、教育の場・学校で触れることが大事だと考えるが、教育現場での取り組みはどうなっているか。どうしていくか。

 

2121目 節水型都市づくり推進費 19,522千円

【節水推進事業(うち、節水シャワーヘッド購入助成事業4,500千円)】

「新しい生活様式」の実践に伴う水使用量の増加を抑えるため、新たに節水シャワーヘッドの購入のほか、引き続き節水型トイレの改修に助成を行う。

①「新しい生活様式」の実践に伴う水使用量の増加の状況を問う。

②節水推進事業については、節水という当初の目的を果たせる事業なのかどうか。そして、市民が求める事業になっているのかどうか。そうした観点が大事かと思う。その意味で、補助率や補助額、お得感も大事。

トイレ改修助成は人気があるようだが、節水シャワーヘッド購入助成は期待できるか。

③本市ではこれまで様々な節水の取り組みを推進してきたが、人気があった事業、予算が残った事業もあったときいている。これまでの各事業の実績・成果はどうなっているのか。

台風10号が接近しますが、素鵞地区防災訓練に防災士として参加しました。

2020地区防災訓練

例年は拓南中学校とPTAの協力をいただいて大々的に行うのですが、今年はコロナ感染拡大防止のため、参加人数をかなり絞っての開催。
まずは、三密回避に配慮して、導線を考えて受付を設置。検温をして、参加者名簿に記名。記名用の鉛筆は使い回ししません。しかしながら会場に入ると、十分な距離を保つのが難しい場面も。
会場にはいくつかの体験コーナーが設けられ、私は段ボールベッドの組み立てを担当。部材には予めマジックで記号が書かれていて、初めこそ戸惑いますが、2回目からは手際良く作れそうです。
訓練には車イスに乗った方と介助者の姿も。パーテーションで区切られた居住空間に車イスごと入ってみて、部屋の広さや段ボールベッドを置いた感じを確認されていました。「段ボールベッドを置くと、車イスの動きが取れませんね。」
そして「段ボールベッドが低くて介助者が大変だと思うので、もう一段重ねたりできますか?」と。公民館長を探して確認したところ、素鵞公民館には一つしかないとのことでした。が、今後まちづくり協議会で検討したいと言ってくださいました。
実際にやってみるって、とても大事。いろいろな気付きがあり、とても良い訓練でした。ちなみに、避難所の開設は自治体が行いますが、避難所の運営は避難者が主体で行うこととなります。知ってました?

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松山市 吉冨健一
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