昨日は平成30年度分決算特別委員会の総務理財分科会審査がありました。市役所別館6階第3・4委員会室に於いて。
吉冨からは以下の質疑をしました。
平成30年度 松山市歳入歳出決算
(一般会計歳出)
2款総務費 1項総務管理費 6目文書費
【公文書保存・保管事務】10,677,333円
2011年に施行された公文書管理法では、公文書を「国民共有の知的資源」と位置づけ、中央省庁や独立行政法人を対象に適正な管理について定めているが、地方自治体における文書の適正管理は努力義務とされている。
①まず、【公文書保存・保管事務】の業務内容はどのようなものか。
②委託先はどこか。
③公文書の保存・保管期限はどうなっているか。
④紙の公文書の保管はどうしているのか。どこに保管しているのか。
残念ながら、公文書管理法が施行された後も国等においては公文書のずさんな管理が露呈している。そうした中、自治体によっては公文書館を設置している所もある。目立たない地味な作業だが、執行の根拠になる公文書なので、適正な管理にいっそう努めていただきたい。
2款 1項 11目財産管理費
【公共施設再編成計画推進事業】719,840円
【21世紀松山創造基金積立金(公共施設マネジメント分)】3億円
①昨年も問うたが、この3億円を含め、積立金の累計はどうなるのか。
②公共施設の再編成にかかる経費は概算でいくらか。
③資金調達の手法についてはどのように考えているのか。
公共施設の更新・再編には莫大な経費がかかり、資金の準備も一朝一夕にできるものではないので、計画的な取り組みをお願いしたい。
2款 1項 12目企画費
【移住定住促進事業】24,973,959円
人口減少が進む中で一定の市民数を持続していくためには、縦に少子化対策、横に移住定住促進だと考える。
①事業の成果として、近年の移住定住の状況についてはどうなっているか。
②移住後の経過について、モニタリング(見守り)は行っているのか。
7款商工費 2項観光費 2目観光資源開発費
【坂の上の雲ミュージアム施設管理運営事業】101,319,912円
①同館の近年の入館者数の状況はどうなっているか。
②入館者数が減少している原因は何か。
③入館者の内訳を市内・県内・県外・海外など地域別でみるとどうなるか。
④外国人観光客は増えているのか。
⑤リピータの状況はどうか。
⑥利用料収入はいくらになるのか。
⑦運営にかかる費用の総額はいくらか。
⑧今後どのように経営を改善していくのか。
⑨男女比はどうか。
⑩歴史小説「坂の上の雲」を題材にした博物館なので男性の趣向が強いのではないか。そうした中、女性も楽しめる企画や催し、工夫が大事ではないかと思うが、どうか。