昨日6月2日(日)は、しまなみ海道を通って広島県へ。
アール・ブリュット美術館「鞆の津ミュージアム」に行ってきました。
山間を乗り越えてやってきたのは、港町の風情が漂う福山市の鞆の浦(とものうら)。
繁華街でもなく、華やかなわけでもないのに、若い人も、海外の方も、カップルもいて、古民家が立ち並ぶ街並みは多くの観光客で賑わっていました。何だか不思議な雰囲気です。
築150年の蔵がアール・ブリュットの美術館として再生。
アール・ブリュット(Art Brut)とは、障がいのある方のアート活動も含めた「生の芸術」のこと。一面的ですが思い切った意訳をすると「思うままの表現」ということになるでしょうか。
嬉しいことに入館は無料!!
昨日はちょうど企画展・折元立身氏の「Postcard Drawings from London + Berlin」の最終日でした。
企画展をしているのは年のうち半分くらいのようです。
美術館は『展示』をしている時もしていない時も、近くの施設から通ってくる方の『創作』の場にもなっています。
ここ「鞆の津ミュージアム」ではアール・ブリュット作品の『保管・記録』に先進的に取り組み、他の3館と合同で啓発の冊子まで発行しています。
隣は以前、障がいのある方たちで営むCaféでしたが、現在は休憩室となっていて、作品の展示があります。