7月27日(水)、滋賀県近江八幡市にあるボーダレス・アートミュージアムNO-MAにお邪魔しました。
タクシーの運転手さんが、近江八幡は豊臣秀吉の姉の子・豊臣秀次が開いた「商いのまち」なのだと教えてくれました。その町並みが今も残る「伝統的建造物群保存地区」の古い町家群の一画にNO-MAはあります。
運営は社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~(旧 滋賀県社会福祉事業団)。
障がいのある人と一般のアーティストの作品を並列して紹介することで、「人の持つ普遍的な表現の力」を感じられるものをめざしています。
開催中の企画展「魲万里絵(Suzuki Marie) 遠くて近い私の風景」。
まずは「なんだこりゃ!?」と思う、まさに、アール・ブリュット。とても斬新で刺激的でした!
アール・ブリュットとは「加工されていない、生のままの芸術」の意味。
見学の後は、滋賀県/県民生活部/文化振興課と同県/健康医療福祉部/障害福祉課、社会福祉法人グロー/法人本部/企画事業部/文化芸術推進課の方から種々ご説明を受けました。
滋賀県は障がい福祉の原点の地として、行政がしっかりと方針を持って福祉・文化・地域の融合と振興とを図っています。
「美の滋賀 新生 美術館」の完成と活動、とても楽しみです。
また、著作権保護のための取り組みは、今後大事だなと思いました。
そして、事業団の発展的民営化も参考になりました。
ご繁多のところ、万端のご準備と丁寧なご説明・ご案内をいただき、誠にありがとうございましたm(__)m
よしとみは平成25年2月に大津市で開催されたアール・ブリュット展「ART BLUT ART BLUT」を鑑賞し、思うままの表現に感動。平成25年3月議会では、松山市のアール・ブリュットネットワークへの加入やアール・ブリュット美術館の開設について質問・提案をしています。