2月に購入した、トマ・ピケティの「21世紀の資本」。ようやく今日、読み終わりました。

21世紀の資本

みすず書房刊では本文は約600ページ。まあ、難なく読めると高を括っておりましたが…読み応え、ありました。大分読めた日でも数十ページ。

決して難解ではなく、と言いますか、読者が理解するのに十分なだけ、丁寧に説明してくれるのですが、本書の命題が

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資本収益率は経済成長率より大きい。

とあるように、数式もいくつか登場し、理系から文転の私としては結構な格闘でした。

こうした著書と格闘するのも議員の務め。大変、勉強になりました。以下、ほんの一部ですが、覚書。

  

  • 歴史的に見て、資本収益率は経済成長率より大きく、
  • 資本は一極(一部の人)に集約・集中する。
  • 従って、資本主義では格差は拡大する。

 

  • 現在、ヨーロッパの国富は空前の高い水準にある。
    資産から負債を差し引くと純粋な公共財産は実質0だが、純民間財産があまりに高い。
  • 問題は、この巨額の国富が極めて不均衡に分配されていること。
    民間の富は公的な貧困の上に成り立っている。
    高等教育に使う投資より、債務の利払いに費やすお金の方が多い。

 

  • 民主主義がいつの日か資本主義のコントロールを取り戻すために。

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松山市 吉冨健一
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