本日、松山市平成26年第6回12月定例会閉会。市長選があったため、例年より遅めの開会、遅めの閉会。

よしとみは産業経済委員会の委員長報告をしました。

26.12月定例会委員長報告

経済・地域振興策の効果を正確に測定するには、どうすれば良いか、どのような方法が最適か、研究の必要を感じています。

以下、登壇原稿です。参考までに…

産業経済委員会の報告を申し上げます。

当委員会に審査を付託されました議案3件の審査結果は、お手元配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも全会一致にて原案可決と決定した次第であります。

以下、特に論議のありました事項2点について、その概要を申し上げます。

 

まず第1点は、議案第123号平成26年度 松山市一般会計補正予算(第5号)中、歳出6款1項3目農業振興費中、「新規就農者定着支援事業」についてであります。

本件について、委員から、現在、同事業による青年就農給付金の給付を受けている方の営農類型について、ただしたのであります。

これに対し理事者から、主に野菜を栽培される方が5名、柑橘の方が18名であるとの答弁がなされたのであります。

さらに他の委員から、給付を受けている方の地域別人数について、ただしたのであります。

これに対し理事者から、平成26年9月末までの人数は、旧松山地区が7名、旧北条地区が10名、旧中島地区が6名であるとの答弁がなされたのであります。

これを受けて委員から、給付金を受給した方でその後、離農した方はいないのか、ただしたのであります。

これに対し理事者から、現在まで、全員定着し営農されているとの答弁がなされたのであります。

これを受けて他の委員から、本事業は農業の担い手を育成する上で大変有効な事業であるため、今後も引き続き国の支援を得られるようにしていただきたいとの要望がなされたのであります。

 

次に第2点は、歳出7款1項3目 商工振興費中、「中心市街地活性化商業対策事業」についてであります。

本件について、委員から、今回補助対象団体である「千舟町通り歩行者天国実行委員会」が計画している事業について、ただしたのであります。

これに対し理事者から、同実行委員会では千舟町通りの一部を歩行者天国とし、若いファミリー層をターゲットとした「子育て世代に優しいまちづくり」をテーマとするイベントを企画しているとの答弁がなされたのであります。

これを受けて委員から、車道を歩行者天国にしてイベントを行う意義があるのか、ただしたのであります。

これに対し理事者から、歩行者天国として選んだ場所は通常、車道として、大街道商店街と銀天街を分断している千舟町通りの一部である。ここを歩行者天国とすることで市街地を訪れる方の商店街への回遊が促進されるとともに、イベントを行うことでまちなかの賑い創出を行い、市街地を訪れる方の増加を図るものであるとの答弁がなされたのであります。

また他の委員から、同事業の総額に対し実行委員会等の自己負担率と比べ市・県の補助率は高すぎるのではないか、ただしたのであります。

これに対し理事者から、同事業は、商店街による販売活動に対して補助するものではなく、本市や県等が進めている中心市街地の活性化に資するまちの賑いの創出やコミュニティの熟成を行うなど公共性があることから、市が10分の4、県が10分の4以内の補助率となっているとの答弁がなされたのであります。

これを受けて他の委員から、事業の費用対効果をどのように調査していくのか、ただしたのであります。

これに対し理事者から、補助対象事業の予算の中に、同事業後に市街地を訪れる方の人数の変化をみる調査分析費を計上している。また、その後も定期的に調査を実施していくとの答弁がなされたのであります。

さらに他の委員から、様々な角度からの検証を行い次につなげていただきたいとの要望がなされたものです

以上のほか

  • 林業振興について
  • 企業立地促進奨励金の負担内容等について
  • 地域総合整備資金貸付事業における市の負担金について
  • 道後温泉まちづくりアート事業の市の負担金について
  • 道後オンセナート2014の事業効果について

質疑応答、意見等がありました点、付言いたしておきます。

以上で、産業経済委員会の報告を終わります。

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松山市 吉冨健一
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