2012.10.12(金)

9月定例会では「保育の体制整備」「地域と子どもが共存できる公園の管理」とともに「放課後児童クラブの整備」について、一般質問しました。それは、保護者、関係者から

「放課後児童クラブは、こどもも預ける親も安心できる場所であってほしい」

との切なるご要望・指摘があったからです。

質問と答弁の全文は松山市ホームページの「市議会会議録検索」でご確認いただけるようになりますが、掲載まで2~3か月を要するようなので、「放課後児童クラブの整備について」の質問原稿(抜粋)と答弁(要旨)を遅れ馳せながら掲載します。

<質問原稿(抜粋)>

放課後児童クラブについては、子育て関連法で児童福祉法が改正され、対象年齢について「おおむね十歳未満」が削除されて「小学校に就学している児童」と6年生まで拡充されました。また、「設備及び運営について、条例で基準を定めなければならない」「その基準は、児童の身体的、精神的及び社会的な発達のために必要な水準を確保するものでなければならない」と定められ、「従事する者及びその員数については厚生労働省令で定める基準に従い定める」こととなりました。市長の監督等の責任も明記されています。
また、子ども・子育て支援法では「放課後児童健全育成事業に従事する者等の処遇の改善に資するための施策の在り方」「について検討を加え」「その結果に基づいて所要の措置を講ずる」こととなりました。
総じて、放課後児童クラブについては、放課後健全育成における役割が一層期待され、強化・拡充されるとともに、運営等の基準がより厳格となっています。

そこで、お尋ねします。

良いサービスのためには良いスタッフが必要であり、そのための人材育成の担い手が必要不可欠です。また、障がい児支援のための加配スタッフの有効活用も大変に重要な課題です。
そこで1点目に、放課後児童クラブの設備や運営の基準、人員要件等については早急に見直すべきではないのか、ご所見をお示しください。

福祉サービスでは「対等の関係」に基づき、利用者が主体的にサービスを活用し、サービス提供に対して評価を行っています。一方、サービス提供者は苦情解決の仕組みなどを設け、要望や苦情を受け止め、サービスの向上や再発防止につなげています。
そこで2点目に、児童クラブが「児童も預ける親も安心できる場所」であるために、まずはアンケート調査を実施してはどうか。手法としては、市から直接に保護者や関係者などに実施するのが良いと思います。

また3点目に、放課後児童クラブにおいては苦情解決の仕組みはあるのか。利用者からの要望や苦情をしっかりと受け止め、円滑に解決する仕組みを整えるべきと思いますが、お考えをお示しください。

<答弁(要旨)>

○「子ども・子育て関連3法」では、児童クラブに関する基準を(国)省令に基づき(市)条例で定めることとされている。

○今後市で定めることとされている「子ども・子育て支援事業計画」では、利用意向や子どもと保護者の状況についてアンケート調査を行うこととされているので、国の動向に沿って迅速かつ適切に対応していきたい。

○苦情対応については、市と運営委員会の双方に対応窓口を設けて対応しているが、今後は苦情解決に向けた体制の更なる充実・強化を図り、児童クラブが、児童が健やかに育ち、保護者が安心して児童を預けられる場になるよう、積極的に取り組んでいきたい。

「子ども・子育て関連3法」の支援策実施に当たり、自治体は「子ども・子育て支援事業計画」を作成しなければなりません。子ども・子育て支援の実施主体は自治体ですので、今後のポイントは自治体がニーズ(要望)をきちんと把握し、実情に即した計画を立てることです。今回の一般質問がその布石になったのであれば幸甚です。

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松山市 吉冨健一
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