2012.6.10(日)
来週はミニ懇談会「草の根対話集会」を10会場で開催予定。「防災・減災ニューディール政策」についての説明会です。
皆さんに分かりやすいよう、しっかり勉強して参加します。
1.「防災・減災ニューディール政策」とは
防災DVD「防災教育から生まれた『釜石の奇跡』」が好評 ⇒全国各地で防災意識の高まり。そして、様々な声
Q.家族会議で“避難場所”を決めたが、行くまでの道のりは大丈夫?
Q.避難所は壊れないの?
Q.この不況、長すぎない?
Q.仕事が見つからない。
そこで、
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公明党「防災・減災ニューディール」
= 「災害に強い国づくり」で「長引く不況」を乗り越える!!
◎10年間で100兆円を公共事業に集中投資!!
◎景気を刺激し、「100万人」の雇用を拡大!!
2.言葉の意味
「生命を守る公共投資で、景気回復!!」
- 「ニューディール」=“新規まき直し”
1933年、世界的な不況を乗り越えるためにアメリカのルーズベルト大統領が行った経済対策。ダムや橋・道路などを建設し、雇用を生み出し、経済を再生。
- 「防災」=災害の被害を出さない取り組み
- 「減災」=被害を予想した上で、その被害を最小限にしていこうとするもの
3.政策の効果
(1)コンクリートが劣化!橋や道路、ホントに大丈夫?
- 今、日本全国で巨大地震の発生が予測される中、“自助(自分の身は自分で守る)”“共助(地域の人と支え合う)”と共に、“公助(国や行政が行う対策)”が大事に。
- コンクリートの耐用年数は50~60年。1960年頃を中心に整備された道路や橋などは、2029年には50%以上が建設から50年が経ち、一気に老朽化。
Ex.今から5年前、アメリカで高速道路の橋が崩落。9人が死亡、100人以上が負傷。橋ができたのは事故発生から40年前。原因は“老朽化”
Ex.一方、公明党が早期開通を推進した三陸沿岸の「釜石山田道路」は、震災から多くの方の命を守り、『命の道路』と呼ばれた。「コンクリートから人へ」という民主政権の方針で公共事業がカットされる中、地域の実情を知る公明党が早期開通を推進し、震災6日前に完成。東日本大震災ではこの「釜石山田道路」が津波を防ぎ、避難路となり、また救援物資を運ぶ唯一の道となった。
(2)早めの修繕・改修で「災害に強い国」ができる!コストもダウン
- 大きな橋や建物は、早めに修繕した分、強くて長持ち。震災が起きても被害を減らすことができる。さらに、壊れる前に直した方が工事費は安い。
Ex.風邪はひき始めが肝心。こじらせる前に病院に行った方が治りは早い。治療費も安い。虫歯も同じ。橋や道路も同じで、早めに修繕・改修することが大事。
(3)雇用が100万人拡大し、経済効果“大”
- 毎年10兆円の投資でお金が動き、大きな経済効果。100万人を超える人たちの雇用が見込める。さらに「災害に強い日本」をアピールして、海外からの観光客や事業を呼び込むこともできる。
4.財 源
「建設国債」と「地方債」を活用し、「防災減災ニューディール債」を新設。民間資金を利用。
- 通常の赤字国債は毎年の予算に使われる。→ただの浪費
- 建設国債=建設分野にしか使えない国債
→未来の子どもたちに安全なまちを残すことができる! 同じ借金でも使い方が違う。
- 「防災・減災ニューディール」で20年の不況を終わらせ日本を再建。