2012.3.31(土)
昨日AM.地域主権検討特別委員会に出席。
改革事項について各WG(ワーキンググループ)の協議状況報告があり、一部は表決。
1.政務調査費の指摘事項について
ガソリン代、携帯電話代について表決。
会派としては、
明細添付が困難な場合は、按分で1/2、月1万円までの上限
を主張。賛成多数で可決されました。
2.議会運営委員会での表決方法について
3.質問のあり方について
4.常任委員会のあり方について
5.発言通告書のHP掲載について
会派の提案は下記の通りですが、「会期の延長をしてまで実施する必要はない」との反対意見が多く、表決の結果、否決されました。
質問の前日に、全議員の発言通告内容を市議会HPにアップ
HP掲載のために通告の提出締切が前倒しとなる点については、議員の本分である調査・審査時間を従来並に確保するため、会期の延長も可
6.本会議のインターネット録画中継導入について
委員会が終わって、ふと屋外を見ると、「松山市の歌」PRイベント~ごみ収集メロディ啓発車出発式~が行われていました。
ごみ収集時の音楽が、♪夕焼け小焼け♪から♪松山市の歌♪に変わります(^^♪
昨日.一日かけてジオ(地質)と遺跡のまちづくりを進める西予市を訪問。
宇和地区の「土器ドキ街道」を行ったり来たり。ネーミングが、さすが遺跡のまちです(^^)
三瓶地区を初訪問! 漁港に船がたくさん浮かんでいました。
明浜の絶景!!! 本当に素晴らしいです(^^)!!
明浜地区は仕事で訪問したことがあり、2度目の訪問。
明浜は前は海、後ろは山で、平地は少ないです。
ミカンが生っていました。レモンも生っていました。
桜も、咲いていました(*^。^*)
野村地区では肱川の源流を渡りました。
西予市は、広いです(*_*)!
広大な西予市を駆け回る公明市議 二宮一朗。
1期4年、皆様の声を市政に届け、西予市の発展のために全力で活動してきました。
新庁舎の総合案内を設置!!
バス事業を一本化し、新しい公共交通システムを推進!! など等、仕事は多数!!
2012.3.24(土) ②
PM.松山市まちなか子育て・市民交流センター「てくるん」の開所式に参列(大街道1丁目5-10)。
まちなかの保育・託児機能を備えた交流スペース。保育室・託児室、多目的交流スペース、情報コーナーがあります。多目的トイレ・授乳室もあり、ベビーカーや車いすの無料貸し出しも。
「てくるん」の名称の発案者の方が表彰されました。
てくるん=「てくてく歩いてるんるん気分」 (^^)
今日は開所イベントのため子どもたちが大勢。今後はどのように活用していくのか、いろいろと展開は考えられそうです。
砂場みたいな、小さな木のボールのプール。感触が柔らかです。
子ども用のトイレ。ちっさいっ(o^^o) 小便器もありました。
まちなかの敷居の低い交流の場、子育ての拠りどころとして、市民の皆さんに親しまれるといいですね。
2012.3.20(祝・火)
昨日.3月定例会が閉会。
松山市平成24年度当初予算(案)が承認され、私が要望・提案していた取り組みもいくつか予算化されました(^^)
★ 若い年代の人たちへの雇用支援が拡充!!
☆合同就職面接会の開催が継続!! 高校・大学の新卒者も対象者に!!
☆市独自の職業訓練支援制度【若年者正社員化支援事業】の資格要件が緩和!!
新たに、同事業の訓練受講生を正社員で雇用した事業所に雇用奨励金!!
★ 児童のための自転車免許制度がスタート!! 自転車運転免許証が発行!!
★ 地域交流センターのグランドの芝生化が決定!!
★ 地方裁量型認定こども園への財政支援がさらに拡充!!
★ 地域包括支援センターの看板が分かりやすく!!
2012.3.17(土) ②
やわらかなひかり展 3/16~3/20 ギャラリーキャメルKにて開催中。
昨日.閉店直前に駆け付けて、あっという間に1時間半が経ってしまいました(>_<)
主催者の上田勇一さんとゲストの宮﨑和香さんとの弾む会話。この続きはまた今度(^^)
Y.以前アトリエ(仕事場、工房)に伺いましたが、上田さんがやっているシルバー・ポイントとはどのようなものでしょうか?
上田.実は金属は線が引けます。シルバー・ポイントは銀筆の古典絵画技法。鉛筆が誕生する以前、筆記には銀を用いていました。鉛筆の芯が銀と考えてもらったらいいです。
Y.ここの白地に細ーい銀線がありますね。
上田.白地は板へ地塗りを施す。線を重ねるほど銀になる。銀は酸化するとセピアに輝きますが、その変化もシルバーポイントの特徴です。
Y.工業科を出て、絵描きになったんですよね。
上田.実は、進学するためには製図の技能で採用してもらうしかありませんでした。だから、毎日毎日線を引いて、徹底的に製図の技術を高めました。鍛錬の中で、絵の師匠との出会いがあったのです。これまで製図で磨いてきた技術が活きてきたのです。
何かひとつ秀でたものを持つことはとても大事だと思います。自分には絵がある、技術がある。だから相手が誰でも臆せずに対することができます。
Y.それは美術に限らず、言えることですよね。
上田.そう思います。何を仕事にしていても、会社員でも、そういう意識で取り組んでいることが大事かと思います。
作家が認められる過程は、最初は「無視」。少し力を示し始めると、足を引っ張られる。非難・中傷。そこを突き抜け、力をつけ、いい作品を残すと、誰もが認めざるを得なくなる。承認される。
Y.そこまで行くのは大変ですね。認められれば経済的にも余裕が生まれる。これは、世間一般に言えることですが、経済的にも一番厳しい、助けがほしい“駆け出し”の時に、世間は一番厳しい(笑)
上田.一番大事で、一番難しいのは、一時の気分や感情に左右されず、継続すること。10年も継続すれば、確かなものが残るはず。ピカソの生涯の制作数は10万点。寝て食べて以外の時間は、ずっと描くことに没頭していたのではないでしょうか。
先日もお話ししましたが、日本では芸術家や関係者のステータス(立場)が低い。「絵を描いてる」なんて言うと、「何やってんだ??」と見られる。とても、やりにくい。それでも、芽が出て認められれば幸運。その点、フランスには芸術家を育む文化・環境があります。芸術家に投資する文化、例えば、芸術家の卵に住居を確保する仕組みもあります。
Y.それは、作り手にはやりやすいですね。
上田.それと、作家を育てるには作品を買うこと。買って、家に置いて、作品に親しみ、楽しむ。そういう文化的センスを持っている人が日本にはまだまだ少ないのではないかと思います。
Y.小学校以来の旧友が“アーツ・アドミニストレーション”(芸術運営学、博物館運営学)をやっていて、“自宅にアートを”ということで、ミュージアム・ストア(アートの売店)の展開を主張していました。
上田.“絵そのもの”を見る人が少ない。誰が描いたか、幾らするのか。肩書き、金額で見る。本当はいい作家は沢山います。有名でなくてもいい作品は、買ってほしいですね。
Y.鑑賞する側も未熟ってことですか…。現代の風潮が量の追及にあるのに対して、「芸術は質の追及」と美術史家ルネ・ユイグ氏は言っていますね。
上田.この空間アートは、ゲストで造形作家の宮﨑さんに制作してもらいました。
Y.宮﨑さんは、普段は何をされているんですか?
宮﨑.画材商と幼児絵画教室と造形と…教室では「やりたいだけ、存分にやらせる。」無理にはやらせない。描きたいことを描きたいだけ描くようにしています。なかなか学校ではできないことですし。
Y.表現は人間の欲求とも言えますよね。本質への探究。質の追及。宮﨑さんの作品は、売るんですか?
宮﨑.売るなんて、とんでもないです(笑) 私のはパフォーマンス、表現。今回、上田さんが「好きにやってください」って言ってくださり、最高の褒め言葉でした。次はあれやってやろう、これやってやろうって、制作は毎回が楽しみなんです。ただ今回は、あくまで絵画展示のセットなので…
Y.与えられた役割の中で、自由にやったわけですね(笑)
宮﨑.そう、その通りです!(笑)
展示が終わった作品は、家の中に貯まってます!家族が「片付けなさいっ!」って(笑)
上田.いや、お店なんかには置いたらいいと思いますよ。家の趣向にも依るけど、個人で買う人もきっといると思う。
宮﨑.松山では、造形、空間美術はまだまだ少数派ですね。
上田.作品からは、普段は見えない作者の一面が見える。描くことで、描く人の何かを癒すこともできる。今回の絵画展で改めてそれを知りました。
上田氏の展示作品「やわらかなひかり」。繊細にして優雅、そして精巧な背景。作品への圧倒的な手数!! いったい何筆入れたんでしょうか!!? ここにしかない“質”が立ち上がっています。
(プロフィール)
〇ルネサンス期の古典絵画技法、シルバーポイントによる制作活動
〇2002年度日本ファンタジーノベル賞受賞作「世界の果ての庭」の装丁担当
〇美術家の登竜門 第38回昭和会展(2003年)にて優秀賞を受賞
〇最年少で現代日本美術会会員に推挙され審査員となる。
〇作品「ドライフラワー」が愛媛県美術館に収蔵
1974 東京生まれ
1995 高橋勉氏に師事し古典技法を学ぶ
1996 日本工業大学工学部建築学科卒業。98まで同大学同学科研究生
宮﨑和香
1999 嵯峨美術短期大学/美術学科/空間造形コース卒 美術教員免許取得
2000 高校・中学校講師(5年間)
2009 グループ展 牛渕ミュージアム「牛想展」
2010 企画展NPO法人とべTOBE・坪内家「精霊展」で砥部村村長賞受賞 2012同賞受賞
2011 「アトリエ若」開設
2012 2人展 そらともりギャラリー「痕跡展~2人のマクロコスモス」
2012 公募展全国国民文化祭(京都)洋画部門入選
香川県生まれ
2012.3.17(土)
昨日.アトリエ・アートポイント主催「やわらかなひかり展」開催のお祝いに。
場所は松山市錦町のギャラリー・キャメルK。中心市街地から11号線を渡って、喧騒を忘れる静かな一画。
ギャラリー&カフェ、そしてアートのストア。
「鑑る」「聴く」「憩う」「集う」をコンセプトにした町屋のアートオアシスです。
子規・山頭火、「坂の上の雲」など文化系博物館が表立つ松山ですが、ユニークな美術館も点在しています。キャメルKさんのような
表現者も鑑賞者も敷居を低くして、文化・芸術を楽しめる“表現の場”を創りたい!!
というのが、私の政治目標のひとつです。
いつも駆け足で立ち去ってしまいまして、申し訳ありません(..)
今度ゆっくり、コーヒーをいただきに参ります。