2011.4.30(土)
昨日の愛媛県本部議員総会で、愛南町の田口まさる議員から地域活動報告がありました。
私のことを「田口議員」と呼ぶのは役場の人だけ。
みんな、「マーちゃん」
「マーやん」と呼んでくれます。
知的障害のある方が施設入所サービスを利用する場合、学校生活の延長で施設職員のことを「○○先生」と呼ぶ方も多いです。
私が福祉業界に入った平成7年当初より、“利用者への呼称はどうあるべき”かということとともに、“職員の呼称はどうあるべきか”という議論があって、私は、
利用者が職員をどう呼ぶかは利用者が決めることで、自由に、どうとでも呼んでもらって構わないのでは。
と主張してきた訳ですが。
業界全体で倫理綱領の制定や支援内容の成文化、マニュアル化が推進される中で、
利用者は職員を先生と呼んではならない
といったマニュアルを見かけたりして、大変に落胆したことを覚えています。
事業所から言えるのは、
利用者が職員を呼ぶ時は、先生を付ける必要はありません
だと思うのですが…
その方がしっくりくるのでしょうか、千葉の施設では「ケンちゃんせんせい」と私を呼ぶ利用者の方がいました。
仕事が、立場が変わっても、私の心情は今も同じです。
声をかけやすい呼び方で呼んでいただけたら嬉しいです。