来春、「地域科学科」を導入 長崎県立松浦高校
(2021/9/29付 公明新聞 抜粋)
来春、「地域科学科」を導入
“課題解決力”を育む 長崎県立松浦高校
■進学面でも魅力、新たな普通科PR
PTA会長の市議が動画制作、周知に尽力
長崎県松浦市にある県立松浦高校(小野下和宏校長、237人)は来年4月から、普通科(定員80人)を「地域科学科」(同)へ改編する。県教育委員会によれば「普通科を改編する公立高校は県内初で、先進的な取り組み」という。公明党の川下高広市議も松浦高校PTA会長として同科新設に伴うPR動画づくりなどに協力した。
「地域科学科」は普通科の学びに加え、地域特有の課題や魅力に着目した学習をこれまで以上に充実させ、大学入試などで必要となる学力やコミュニケーション能力、ふるさとを大切にする姿勢が身に付く学習を展開していく。市や地元の大学、企業などとも連携し、科学的・実践的な学びに重点を置く。
松浦高校では2020年度から文部科学省の委託事業として、市と協働で地域の課題解決に取り組む教育プロジェクトを進めてきた。小野下校長は、こうした経験を生かして「生徒の課題解決力や社会の変化に対応できる力を伸ばし、希望進路の実現に一層つなげていきたい。新しい、魅力ある普通科をめざす」と強調する。
同科の導入については、文科省の普通科改革の動きを踏まえて県教委が今年6月に発表。地域の保護者から「普通科から学習内容がどう変わるのか」「進学ができなくなるのか」といった疑問の声が上がったことを受け、すぐにPTAが中心となって、これまでの普通科以上に進学や社会で役立つ力が伸ばせる学習内容に替わることをPRした動画を制作。学校の周知活動に役立てている。
動画は校長による解説のほか、長崎大学准教授や松浦高校卒業生(現役大学生)へのインタビューを通じて保護者の不安や疑問に答えるドキュメンタリー風の内容にした。同高校ホームページ上の「Webオープンスクール」で紹介している。また、市内外の進路相談会などで活用していく予定だ。
川下市議はこれまで、市内で唯一の高校である松浦高校の魅力向上や進学者増加に向けた環境づくりを一貫して推進してきた。今回の普通科改編に伴う学習内容の周知に向けても、PTA会長として動画の企画立案・撮影を行うなどPR活動に協力した。今後も特色や魅力ある学校づくりへ「全力でバックアップしていきたい」と決意を語っている。






