新たな時代のこどもの教育
全員協議会で感じた違和感
コロナ感染症拡大防止のため、小中学校の休校に至った。
市長は学習の遅れが心配と一方、教育長は授業の遅れとの言葉を使った。教育現場を預かる立場としては指導要領に定められた授業数をこなすことに視点があると思うが、本質はこどもに寄り添った学習のあり方ではないか。
定型の授業だけでなく、オンライン学習も含め様々な学習機会が必要になっている。多様な学習方法を構築していただきたい。
国が進める1人1台インターネット端末を配布して、オンライン学習等を進めるGIGA構想に対して上田市は消極的な姿勢。6月定例会では一転してGIGA構想関連予算を計上。他市同様取組みをスタートされる方針となったが、決断したプロセスは全く異なる。このことが今後の取り組みの差や不都合等こどもたちにしわ寄せとならないことを祈っている。
いずれにしてもこどもの学力向上や成長は総合的に取り組んでいく時代を迎える。新たな手法や時代に適応していくことも重要だと感じた。