上田市議会議員 松尾たかし

27年度4月の街頭演説原稿

地方議員 / 2015年4月13日

街頭写真皆様こんにちは、こちらは公明党上田市議会議員 松尾卓でございます。

日頃より、温かいご支援を賜り、御礼申し上げます。

本日は4月1日、新年度の始まりでございます。

4月には就職する方、新入社員をお迎えになる方、また進学等により新たな生活をスタートさせるにあたり、大きな期待を抱いている方もいらっしゃると思います。

私たち公明党の議員として、これまで以上に市民の皆様に寄り添い、ご意見をお伺いし、一層成長してまいる決意です。

さて、昨日、上田城跡公園の櫓門下の枝垂れ桜のつぼみが開き、開花宣言されました。

例年より5日早いそうです。この枝垂れ桜が開花すると数日で、城跡公園内のソメイヨシノも開花するそうです。4月8日の上田城千本桜まつりが始まります。今年も美しい桜が楽しみです。

日本は、2008年をピークに人口減少社会に突入しました。少子化、高齢化が急速に進んでいます。

上田市は平成12年に人口のピークを迎えました。この年の高齢化率は20%でした。しかし次第に人口が減少し高齢化が進んでいることはみなさんも感じておられると思います。

平成27年上田市の人口は156、000人、高齢化率は30%と推計されています。

このまま人口が減れば、経済活動も縮小し、社会保障の担い手も減り、私たち

の暮らしを今のまま維持することが難しくなります。まさに人口減少、少子高齢化

をしっかりと見据えた対策の具体化は待ったなしの状況なのです。

しかし、大都市に人口が集中し、高齢化が進んできている、地方ではすでに高齢化は顕著で、少子化とともに人口減少が進んでおります。この問題を見据えた現状を直視すると、抱えている課題、打つべき対策は全く違うといえます。

今までのように、国が全国一律の対策を講じていくのではなく、地方が主役となって知恵を出していかなければ、この問題は解決できません。

そういったことから国の地方創生に向けた施策を進めるのは大変重要ですが、上田市はこれまで「上田市第一次総合計画」のもと、市政の運営を行ってきました。この第一次総合計画は平成27年度を終了年度としており、現在は第二次上田市総合計画を策定中ですが、整合性を取りながら速やかに、上田市版の地方創生総合戦略と人口ビジョンの策定を進めていきます。

平成28年1月から始まる大河ドラマ「真田丸」の放映に伴う関連事業の計画策定も進めていかなければなりません。

まさに27年度は上田市にとって本年度は大変な年になります。

そんな中、3月議会定例会は18日に閉会いたしました。今定例会では平成27年度予算に26年度補正予算、さらに補正予算額4億4,500万円余を加え、715億6,100万円余となりました。

中でも地域消費喚起・生活支援としてプレミアム商品券が発行されます。

このプレミアム商品券については昨年11月13日、私たち公明党市議団が母袋市長に対しプレミアム商品券発行の支援をするよう要望書を提出し、実現する運びとなりました。

その内容として1つ目はプレミアム率をこれまでの10%から20%にしたということです。10,000円で商品券を購入していただくと12,000円の買い物ができます。二つに、販売総額が前回の2倍に当たる6億円余を確保し、より大きな経済効果を期待しております。さらに各商店も独自の工夫をお願いし、魅力ある商品券になるよう取り組む他、子育て世代へは、一般市民の購入額上限を超えて、優先購入していただけるなどとしています。

また住宅リフォーム補助ですが、この補助事業は過去3回実施してきましたが、経済効果が非常に高いので今回はこれまでと比べて最大規模となる1億円余の予算を組みました。特徴的な点としては、これまでの補助は現金で行ってきましたが、今回は商品券で交付するものです。従って、先ほどのプレミアム商品券と連動させながら実施し、住宅リフォームに関する商品券は別枠で予算を用意し交付します。
 詳細については4月1日の広報に掲載されておりますので、ご覧下さい。

今後、地方創生を進めることは地域独自の強みを活かして、新しい雇用を作り、若者を呼び込む、また働きながら安心して子育てができるなどの環境を作っていく。高齢化に対しては、医療や介護を一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築を進める。災害については、南海トラフ巨大地震、首頻発する豪雨災害などに対応できるよう、インフラ整備や自主防災組織の強化等々、防災・減災対策を進める。こうした難しい課題に全力で取り組む、「地方創生の担い手」として働く地方議員の存在が、今こそ大事になってきています。

今、地方政治に必要とされているのは、皆様お一人お一人の声を聞く力のある政党、議員そして、皆様の声を政策として形にする実行力、実現力を備えた政党、議員ではないでしょうか。

この、「地方創生の担い手」はどの政党なのか、どの議員なのか、それを選んでいただく重要な選挙が目前に迫っている長野県議会議員選挙です。4月3日告示、4月12日が投票日となります。

我々公明党からは現職 清水純子が立候補を表明しております。清水純子は新人議員として、

「大衆とともに」との立党精神のもと、現場第一主義を貫き、誰よりも真面目に、地道に、皆様の声を県政に届けてまいりました。

今、地方政治に必要とされているのは、皆様お一人お一人の声を聞く力のある政党、議員そして、皆様の声を政策として形にする実行力、実現力を備えた政党、議員ではないでしょうか。さらに公明党は国、都道府県、市区町村に約3000名の議員のネットワークを持ち、これまで学校耐震化の推進、児童手当の創設など、様々な実績を作ってまいりました。

今後も、上田市においてもネットワーク力を発揮し、政策実現に全力で取り組んでまいります。

どうか皆様の絶大なるご支援を公明党・清水純子に賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

ベルプラザ前にて清水県議と