福岡市は、「水素リーダー都市プロジェクト」として、市民の生活排水である下水から作った「グリーン水素」を世界で初めて FCV に直接充填するなど、官民協働でチャレンジを続けています。
この度、トヨタ自動車株式会社のカーボンニュートラル実現に向けた取組みに協力し、11 月 13 日に行われたレースで水素エンジン車に「福岡市のグリーン水素」を提供しました。
水素エンジンを搭載した車両に、下水バイオガス由来の水素が供給されるのは「世界初」です。
●水素リーダー都市プロジェクトについて
福岡市は、中部水処理センターにおいて下水汚泥を処理する過程で発生するバイオガスから水素を製造する『”世界初”の水素ステーション』を核とした先進的な取り組みを行っています。
◾︎製造する水素は、二酸化炭素(CO2)を増やさない環境にやさしい「グリーン水素」です。
脱炭素社会に貢献︕
◾︎FCV は、水素と空気中の酸素を使って燃料電池で発電して走るため、走行中は水のみを排出します。
「CO2 や有害物質を一切出しません。」
◾︎水素 5.6kg(約3分で満タン)で約850km 走行できる性能を持っています。(新型 MIRAI の場合)
●水素ステーション見学会
11月26日(金)13時~(約2時間)
住所︓福岡市中央区荒津2丁目 2-1
◾︎隣接する中部水処理センターと合わせて、下水から水素をつくる全過程を見学できます︕
◾︎実際に FCV に水素を充填し、走行します(乗車も可)
◾︎トヨタへ提供したものと同じカードルへの水素充填の様子を今回特別にご覧いただけます︕