バックナンバー: 2014年 11月

 ㋊㏱~㏲にかけ品川プリンスホテルにて「エネルギー政策と原子力発電~フクシマ復興の諸課題と立地自治体の振興~」をテーマにサミットを開催。初日は、基調講演と分科会(1~5分科会)。各分科会では活発な意見が交わされました。

2日目は5分科会報告。主なものを記載します。

〇 国と原子力規制委員会は、ともに責任回避しているように見える。国が責任を明確にし、安全を担保すべきである。

○ 将来的には原発依存度を下げ、再生可能エネルギー利用へのシフトが望ましいが、自然エネルギーの不安定性を考慮したベストミックスを考えるべきである。

○ 国は生活再建に向けて被災者の意見に耳を傾けるとともに、福島の状況を積極的に全国に伝えるべきである。産業やエネルギーばかりを言うのではなく、福島事故の反省点から始まるべきだ。国が推進した原発であり、生活再建に向けた将来計画を明確にしてほしい。

○核燃料サイクル及び放射性廃棄物の最終処分の基本方針は、国が責任をもって国民に説明するとともに、高レベル放射性廃棄物の処理に係る技術開発を推進すべきである。

○ 原発が停止している状況では、地域経済がますます疲弊していく。国は立地自治体の苦労を知り、前面に立って真剣に住民合意に持っていくべきだが、原発は年数がたてばいずれ廃炉になることから、今後廃炉に対する議論が必要だ。

私は第4分科会。1 運転期間 2 核燃料サイクル 3 使用済み核燃料の貯蔵と最終処分 を議論しました。

原発即廃止派、慎重派、推進派とそれぞれの立場で議論沸騰。公明党は40年たった原発は廃炉、再生エネルギーの促進を加速化、勿論安全が第一であるので、安全が確認された原発は住民合意を得たうえで運転を再開との考えを示しています。開会式及び基調講演 CIMG2099

淞南高校のみなさん  CIMG2091 松江市の環境フェスティバルが、くにびきメッセで開催。今回はガス展示会と同時開催で、天気も良く、たくさんのお客様で賑わいました。挨拶で「エゴは、だめよ だめだめ、エコ徹底」とみんなで叫ぼうと呼び掛けましたが、反応はいまいち。しかし、展示や体験コーナーなどの内容は、とてもよく皆さん楽しんで学習されていました。

 11月10日から12日まで、議会運営員会で行政視察に3都市訪問し、勉強してきました。議会報告会、インターネット中継・録画、通年議会、議事録の署名などについてです。

 磐田市では、予算常任委員会を設置。自治法改正により複数委員会所属が可能になったことから全議員で審査。分科会では質疑のみで委員会で討論・採決。また、議会報告会は会派で行ったとのこと。

 関市ではペーパーレス化や情報収集に利点があるタブレット端末導入をしていて、今のところ順調に展開しているとのこと。議会事務局の負担がかなり軽減されていると報告。当市でも導入しようとの思いも共有。インターネット中継も平成18年から開始。アクセスは職員が多いと分析。録画は平成23年からスタート。こちらは市民が多いとのこと

 四日市市は最も先進市。日本経済新聞社産業地域研究所の調査(813市区議会)で第3回議会改革度全国1位に評価されたところ。議員提案の政策条例も四日市市文化振興条例、四日市市市民自治基本条例、などなど他都市と比べ活発に提案。通年議会も23年5月から実施。現在議会開会前に、議案書、予算書等も公開をスタート。議会報告会に至ってはマイ議会修了後に開催。ただし、常任委員会ごとにそれぞれ1会場。

今回の行政視察は、先進的な自治体を選び訪問しましたがとても勉強になりました。議運にて議論する貴重な題材を得ました。

 公明党島根県本部主催で企業セミナーを開催。経済評論家の清水 洋先生から「知らないではすまされない!今、経営者が知っておくべき3つの事柄」と題し、講演をしていただきました。後援はNPO法人「再チャレンジ東京」。NPO発足の因は、中小企業の経営者の相談が基で、「借金の清算はできたが、生活は最低になった」との困惑からとのこと。中心者は元公明新聞に在籍していた先輩。セミナーの大項目では1、大きく変わった中小企業の保証制度 2、金融行政の大転換 3、経営者の決断の時。時期を得た内容でとても興味深く聞きました。講演の中で、公明党の中小企業政策(支援)について極めて高い評価をお持ちでした。

県民会館会議室にて、本日議員総会を開催。種々協議をしましたが、冒頭、三島県代表より来年の統一地方選、県議会議員選挙出雲選挙区の予定候補、遠藤 力一市議に党公認証書が手渡されました。遠藤予定候補から力強い決意を披露。大きな拍手が響きました。

 11月2日、地元でとれたおいしい野菜や魚、付属中学校の抹茶のヨーグルトシェーク、果物や干し物など、たくさんの市民が来場して、松江市農林水産祭化開催されました。高校や大学のテントも盛況でした。私もあいさつで、またとない機会ですからしっかり買い物をしてくださいとお願いをしたところです。今回はしじみ汁の無料提供なども計画し長蛇の列をつくっていました。

 5日間にわたる「八雲国際演劇祭」が開幕し、31日は八雲町のアルバホールで開会式。第1回は1999年。3年に一度の素晴らしい演劇祭です。回を重ねるごとに、参加申し込み劇団は増え続け、「演劇は、こころの食べもの」とのテーマで、今回は6か国15集団が上演。開会式までに到着した9集団がパフォーマンスの入場。会場は大きな拍手と笑いに包まれました。スタッフも素晴らしいおもてなしで歓迎。ここまで続いてきたのも、実行委員長・プロデューサーの園山土筆さんの熱いあつい思いとリーダーシップの賜物。感動をいただきました。